元V6の三宅健が、4日に放送されたラジオ番組『三宅健のラヂオ』(bayfm/毎週土曜22:30~23:00)に出演。18年前に、番組がスタートしたころの思い出話を語った。

2005年4月にスタートし、今月25日の放送回をもって番組が終了する『三宅健のラヂオ』。この日、番組当初の思い出を聞かれた三宅は、「カミセンでやってたラジオが終わっちゃったのよ。ラジオが終わって、『寂しいな~。ラジオ好きだったのにな』って言ってたら、スタッフさんが『健のためにラジオ取ってくるから!』って言って、本当にラジオ取ってきてくれてさ」と述懐。「カミセンでやってたときは、ファンの子に電話したりとか、よくしてたんですよ。コギャルに説教したり、高校生たちとしゃべってケンカしたりとか(笑)。このラジオよりも自由なラジオだったんですけどね。ヤンチャな森田さんもいらっしゃったんで……」と懐かしそうに振り返った。

そして、ソロラジオが決定し、「自分にとっても聴く人にとっても、プラスになるようなことがしたい」と考えていたという三宅。25歳だった当時は、「ポイ捨てする人がすごい嫌」だったというが、「『ゴミはゴミ箱に捨てましょう!』とラジオで伝えたところで、『で?』っていう感じじゃないですか。当たり前のこと言ってもしょうがないから」と吐露。そこで、ラジオで啓発するために、「自分が住んでる地域のNPOがやってるゴミ拾いに初めて参加した」そうで、「自分の住んでる街が、こんなにゴミにまみれてるんだっていうのが、自分の中でカルチャーショックだったんで。それをしゃべった記憶がありますね。それ、初回だった気がする」と回顧した。

その後は、ラジオ内で、代々木公園の清掃ボランティアを募集し、「『僕はいませんが、時間がある人は来てください』って言ったら、100人ぐらいのファンの子が来てくれて」と述懐。三宅は、「完全プライベートで、勝手にゴミ拾いの場所に行って。本当にファンの子たちとゴミ拾いをしたんですよ」と打ち明けながら、「でも、僕のファンたちって、本当にいい子しかいないんで、僕のことをチラ見はしますけど、手は止めずにみんなゴミ拾いしてて」と感心した様子。V6が代々木第一体育館でコンサートをするたびに、ファンによる清掃が自主的に行われていたことも明かしつつ、「世の中にとっていいことを一緒に共有したい。カッコいい社会貢献をしたいっていうのが、自分の気持ちの中にすごくあったから」と心の内を語っていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。