俳優の高杉真宙が、2024年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演することが21日、発表された。

高杉真宙

大河ドラマ第63作となる『光る君へ』は、平安時代を舞台に、のちに世界最古の女性文学といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く物語。吉高由里子が主人公・紫式部(まひろ)を演じ、大石静氏が脚本を手がける。

高杉が演じるのは、紫式部(まひろ)の弟・藤原惟規(ふじわらののぶのり)で、幼名は太郎。勉学が苦手で、文学の才がある姉としょっちゅう比較されている。のんびり、ひょうひょうとした性格。

高杉のコメントは以下の通り。

■演じる人物の印象と意気込み

今回紫式部の弟、藤原惟規を演じることになりました。惟規は姉の紫式部や父の為時と違い、勉学への関心はまったくありません。口がうまく、ひらひらとその場をしのぎながら生きていくんだな、という印象です。少し残念な印象のある惟規が、どのような生き方で過ごしていくのか、僕自身も楽しみです。

■大河ドラマ出演歴・思い出など

大河ドラマには11年前に放送された『平清盛』のときに初めて出演させていただきました。当時15歳で緊張して何が何だかわからず、ひたすら目の前のことに一所懸命だったのを覚えています。多くの方がいて、あまりにも広いセットがあって感動していました。

■およそ1,000年前の華やかな京都を舞台に演じる楽しみ

好きな漫画の舞台がちょうどこのくらいの時代設定で、和歌などに興味があったので少しでも触れられたらうれしいです。

■古都京都の印象や思い出

伝統的な建物が多く、一人でフラフラと散歩をし、静けさと涼やかな風が流れる京都に時代を感じて、楽しかったのを覚えています。