ウォンテッドリーは2月15日、「就職活動と長期インターンシップについての調査」の結果を発表した。調査は2022年12月9~20日、企業の採用担当者219人を対象に、インターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まずパーパスを定義している企業の担当者に「採用におけるパーパス共感度の重視度合い」を尋ねると、「かなり重視している」(45%)、「比較的重視している」(45%)と、ほぼすべての企業がパーパスへの共感度を重視していることが分かった。

  • 採用におけるパーパス共感度の重視度合い

そして、「採用時にスキルよりもパーパスへの共感を重視する場合はありますか」と聞くと、「新卒採用の場合においてのみある」(10%)、「中途採用の場合においてのみある」(23%)、「新卒採用においても、中途採用の場合においてもある」(53%)、「全く重視していない」(11%)、「その他」(3%)となった。

  • 採用時にスキルよりもパーパスへの共感を重視する場合はありますか

次に、「長期インターンシップは実施していますか」については、「はい」(37%)、「いいえ」(63%)と、約4割の企業が実施していることが分かった。

  • 長期インターンシップは実施していますか

「長期インターンシップ実施目的」を尋ねると、「新卒採用につなげるため」(72%)、「戦力として重宝するため」(62%)が主な理由となっている。

  • 長期インターンシップ実施目的

また、「長期インターンシップ経由で新卒採用につながった学生はいますか」と聞くと、約6割の企業が「つながった」と回答した。

  • 長期インターンシップ経由で新卒採用につながった学生はいますか