太陽生命保険は2023年2月10日、サービス価値向上において大きな成果を上げた支社を表彰する「V-up 年間表彰大会~LC Award~」を開催した。

予選を勝ち抜いた全国11ブロックの代表支社が、1年間の取り組みや成果を発表。審査の結果、優勝をはじめ3つの賞の行方が決定した。

■現場の力で新たな価値創造へ

「V-up」は「Value up」の略称で、全国の支社における訪問サービス活動やカウンセリング活動を通して、太陽生命のさらなる価値向上を目指す取り組みだ。

もともとは2007年に開始した各支社の業務の品質向上を通じて、業務効率化を図る業務改善運動「Q-up(Quality upの略称)」としてスタート。より本質的な価値向上を実現し、太陽生命ファンを増やそうと、2021年に「V-up」に刷新された。

「V-up」の主役は、「ライフカウンセラー(LC)」と呼ばれる、全国の支社に所属する一般職社員だ。2022年度の「V-up」は、「変革への挑戦、支社LCによる新たな価値の創造~お客様に信頼されるライフカウンセラーへ~」をテーマに、支社のライフカウンセラー全員が業務・働き方における新たな価値の創出や、新規顧客へのアプローチ機会の拡大に取り組んできた。

■優勝は全員が「プラスα」を意識した横浜支社

  • 優勝した横浜支社のLC2名(中央)と、代表取締役会長 田中勝英氏(左)、代表取締役社長 副島直樹氏(右)

各支社の代表者による1年間の取り組みや成果の発表は、終始和気あいあいとしたムードで進行。その後、「優勝」「準優勝」「特別賞」の発表と、トロフィー等の授与が行われた。

今回優勝を勝ち取ったのは横浜支社。リモート契約推進のために、支社ライフカウンセラー全員が「プラスα」を意識して取り組んだことが圧倒的な成果につながった。

具体的には、電話のスクリプトシート改良によるアポイント率の向上や、毎朝のロールプレイングを通したリモート契約の促進、支社独自の「認知症セミナー」の開催などだ。

発表の際は、横浜支社のライフカウンセラーが感極まって涙ぐむ一幕も見られ、優勝の陰には日々の地道な努力の積み重ねがあったことがうかがえた。

■日々の積み重ねが大きな変革に

  • 表彰大会に参加した11支社の代表者と経営陣

今回のLC Awardでは、優勝に輝いた横浜支社に加えて、宇都宮支社と石巻支社が準優勝、福井支社と沼津支社が特別賞を受賞。代表取締役会長 田中勝英氏は、閉会の挨拶で次のように述べた。

「もともと事務改革から始まった運動が、一般職社員が直接お客様に保険をお届けしたり、人材育成に取り組んだりするところまで進化したことを思うと感無量です。強い現場力を生かして、太陽生命が業界の先陣を切って新しい営業スタイル、新しいチャネルの開拓に取り組んでいきたいと思います」

「Q-up」時代も含めると、2007年から毎年テーマを設定し、顕著な成果を上げた支社を表彰する取り組みを行ってきた太陽生命。保険は顧客に「安心」を提供する無形商材だからこそ、現場の1人ひとりの意識と行動の変化が、大きなうねりとなっているようだ。

※登壇時および写真撮影時のみマスクを外しています。