京都府、JR西日本、お茶の京都DMOは16日、車両の外装・内装を「お茶の京都」デザインで統一したラッピング列車「お茶の京都トレイン」の運行について発表した。3月4日からJR関西本線、3月16日からJR奈良線で運行開始する。

  • JR関西本線の「お茶の京都トレイン」外観デザイン(京都府提供)

  • JR奈良線の「お茶の京都トレイン」外観デザイン(京都府提供)

JR関西本線の「お茶の京都トレイン」はキハ120形2両を使用。茶畑・茶摘み衣装・茶道具をモチーフに制作した3種の柄を車両全体に散りばめ、ポップなデザインとした。JR関西本線の亀山~加茂間で3年程度運行する予定だという。運行開始日の3月4日、10時25分から10時50分まで加茂駅4番ホーム上で出発式が開催される。

JR奈良線の「お茶の京都トレイン」は221系6両編成を使用。茶畑・茶葉・茶道具をモチーフに菱模様を制作し、優美で格調高く車両全体をデザインした。こちらも3年程度の運行を予定しており、JR奈良線をはじめ、他の路線も走行する場合があるとのこと。運行開始日の3月16日、10時20分から10時50分まで宇治駅1番ホーム上で出発式が開催される。