中目黒にある「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」では、2月15日よりSAKURAシーズンがスタートします。スターバックスと同時に開始されたロースタリー東京のSAKURAシーズンでは、一足早く春の訪れを感じられる華やかなドリンクやフードが今年も数多く登場しました。その中から注目のメニューを紹介します。
今年のテーマは“Hello blossoms.”
今年で4年目を迎えるロースタリー東京のSAKURAシーズン。今年は“Hello blossoms.”をテーマに、見る瞬間ごとに表情を変える生き生きとした桜に注目し、その多彩な表情にインスパイアされたドリンクやフードがラインアップしました。春の暖かさが待ち遠しいこの季節にぴったりなメニューを一足先に堪能してきました。
見た目からも桜を感じられる華やかなメニュー
ロースタリー東京の1階のメインバーでは、2種類のドリンクが登場しました。
「バレルエイジド コールド ブリュー」
バーボンウイスキーの樽の中で熟成させたコーヒー豆をコールド ブリューで抽出した一杯。ロースタリー東京の定番でもある「バレルエイジド コールド ブリュー」は、通常のメニューでも展開されていますが、SAKURAシーズンでは氷に桜の刻印が押されます。
「バレルエイジド コールド ブリュー」にはシロップが入っており、苦味も酸味も少ないコーヒーに甘みが加わりすっきりとした味わい。ウイスキーの香りと余韻に浸りながら、まるでバーにいる気分を味わえます。
「さくら マキアート」
毎年人気の「さくら マキアート」が今年も登場しました。風に舞う満開の桜をイメージした本商品は、「グラビタス ブレンド」にチョコレートシロップをあわせ、スチームミルクの上にストロベリークリームをトッピングしています。
ストロベリークリームからは、ほんのりと甘い苺の香りが漂ってきますが、スチームミルクとクリームの柔らかい口当たりからビターなマキアートの味わいが広がります。見た目からは甘そうなイメージでしたが飲んでみると大人な味わいで、フードとの相性も抜群です。
そんな「さくら マキアート」と合わせたいSAKURAシーズンのフードが、同じくロースタリー東京の1階にあるイタリアンベーカリー「プリンチ」からも登場しました。
「コルネッティ さくら」
プリンチの定番でもあるコルネッティから、桜のフレーバーが帰ってきました。目黒川に降り注ぐ桜の花びらをイメージし、トッピングにはいちごのフォンダンとさくらパウダー、ピンク色のクレープ生地が散らされています。中にはさくらパウダーとカスタードクリームを合わせたさくらクリームといちごソースをサンドしていました。
外側はサクサク、中はもっちりのコルネッティからはバターの香りと甘さが広がり、カスタード、いちご、さくらの風味がそれぞれ感じられ、奥行きのある味わいです。さまざまな味わいを堪能できる「コルネッティ さくら」はボリュームがあるので、1つ食べるだけで満腹感を得ることができました。
「トルタ さくら」
今年も登場した「トルタ さくら」は、テイクアウト専用のスイーツです。さくらパウダーを混ぜ込んだクランブルを敷いた土台に、アーモンドと砂糖でできたペーストのマジパンローマッセを使用した生地のコントラストを楽しむことができます。生地とクランブルの間には桜の風味を付けたクリームチーズを挟み、ケーキの表面にはいちごを練り込んだチョコレートとホワイトチョコレートのガナッシュでコーティングされています。トッピングには淡いピンクのクレープ生地と薄く削ったホワイトチョコレートを乗せ、ひらひらと舞う桜の花びらが表現されていました。
可愛らしい見た目の「トルタ さくら」は、一口食べた瞬間から桜の味わいが広がります。ザクザクとしたクランブルにしっとりとした生地、パリッとしたチョコレートコーティングと、さそれぞれの層の食感が重なり合うので食べ応えがあります。見た目からも味からも存分に桜を感じられるスイーツでした。
「ビスコット さくら」
同じく再登場の「ビスコット さくら」は、さくらパウダーを加えた淡いピンク色の生地に、隠し味で練乳を加えた、優しい甘さを感じられる焼き菓子です。ほんのりと漂うバターと桜の香りを感じながら、口の中でほろほろととろける瞬間はまさに至福のとき。コーヒーや紅茶を飲みながらゆっくりと味わいたくなる一品です。
人気の「さくらアリュール」をベースに使用したティーも
ロースタリー東京の2階にあるTEAVANAでは、毎年SAKURAシーズンに登場する福岡県産八女茶とチェリー、ハイビスカス、バラ、マンゴーの爽やかで甘酸っぱい「さくらアリュール」を使用した2種類のティードリンクが登場しました。
「ローズ ラズベリー & ライチ ティー」
さくら アリュールティーとラズベリーピューレ、ライチジュースを組み合わせた、「桜が咲き乱れる中目黒の小径」を表現した一杯。バラを思わせる華やかな香りから始まり、飲んでみるとライチとラズベリーのすっきりとした甘さとハイビスカスとラズベリーの爽やかな酸味が広がります。トロピカルでかつフローラルな、華やかな香りと味わいを楽しめるドリンクでした。
「スノー ブロッサム」
さくら アリュール ティーとカカオジュース、乳酸発酵させた発酵茶「碁石茶」を組み合わせ甘酒で仕上げた、桜の中に降る雪をイメージしたドリンクです。グラスを近づけると、ほんのりとトロピカルフルーツの酸味と発酵を思わせる奥行きのある香りが漂い、発酵されたお茶の旨みに、爽やかな甘みのカカオジュースとフルーツ、コクのある甘酒がなんとも奥深い味わいです。見た目と同様に味もグラデーションになっているので、コントラストを楽しみながら味わうのもオススメです。
ストロベリーフレーバーの超低アルコールなフローズンカクテルも登場
ロースタリー東京の3階にあるArriviamoからは、これまで春に味わうことができなかったフローズンカクテルが発売されました。
「アリビアーモ フローズン セリーン ストロベリー」
「ストロベリー ミント ウーロン ティー」をベースにし、ティーを凍らせた氷にホップの香りを感じるアルコール度数1%未満のドイツビール、カシスシロップをミックスし、フレッシュな苺とストロベリーエスプーマをトッピングした、苺づくしのフローズンカクテルです。
まずはストロベリーエスプーマを一口。ホイップクリームとムースの間のようなトロッとしたいちごミルクのミルキーさでほっこりとした気分に。
ティーに含まれるストロベリーの酸味をしっかりと感じ、ウーロンとハーブの爽やかさ、ビールからくるホップの香りが合わさり清々しい春のイメージにぴったりなドリンクでした。超低アルコールなのでお酒が弱い人でも手に取りやすいカクテルです。
今回紹介した8商品以外にも、プリンチやArriviamoから桜をインスパイアしたドリンクやフードも登場します。フードに関しては、ロースタリー東京以外の一部の店舗でも販売されるので、気になる人はチェックしてみてください。
スタバのSAKURAシーズン到来によって、さらに春の訪れが待ち遠しくなりますよね。桜の名所である目黒川を眺めながら、桜の多彩な表情をイメージしたロースタリー東京の桜メニューで一足早い春気分を味わってみては?