TBSラジオ『JUNK』20周年記念イベント『山里亮太の不毛な議論 presents 他力本願ライブ6』が8日、東京・LINE CUBE SHIBUYAにて開催され、南海キャンディーズ(山里亮太、しずちゃん)らが出演した。

  • 南海キャンディーズ(左から山里亮太、しずちゃん) =TBSラジオ提供

TBSラジオの深夜番組「JUNK」が20周年を迎えたことを記念して、7日から3日連続で20周年記念イベントを開催中。8日は、「JUNK」水曜を担当する山里亮太がメインMCを務める『山里亮太の不毛な議論 presents 他力本願ライブ6』が行われた。

『不毛な議論』のタイトルコール後に流れる、SUEMITSU&THE SUEMITH「Soul Accident」が流れるなか、山里が「ようこそ! ようこそお越しくださいました!」と登場すると、満員の会場からは割れんばかりの拍手が。早速、「こういうイベントで会うお客様の感じが大好きです。なんてったって黄色い歓声がゼロ! パッと見た感じ、皆さんの服装も安定の筑前煮色のようなカラーで!」と軽快なMCで観客を笑わせた。

続けて、「JUNK」ロゴをかたどった舞台セットへと向かっていき、「あれ? ちょっと穴が開いてますが」と不思議そうな表情を浮かべ、「あっ! これですね、ウワサの」と、前日のイベントで爆笑問題・太田光が登場するなりセットを放り投げた件を説明。「あの人は『JUNK』の関わるイベントになると、何かを壊さないといけないの?」とツッコミを入れつつ、これまでに自身が受けた被害を訴え、会場を沸かせた。

「他力本願ライブ」は、2005年から2010年にわたり放送されていた『木曜JUNKアンタッチャブルのシカゴマンゴ』から続く、リスナーの書いたネタを芸人が舞台で実際に披露するライブ。今回は、ネルソンズ、トム・ブラウン、空気階段、錦鯉、ウエストランド、南海キャンディーズという豪華な顔ぶれがネタを披露した。さらに、このイベントの生みの親とも言えるアンタッチャブル・柴田英嗣もイベントに駆けつけた。

各コンビが口をそろえて、「スッとネタが入ってきた」とリスナーの書いたネタを絶賛。『M-1グランプリ 2022』王者のウエストランドに至っては、ラジオリスナーに毒を吐くネタがあまりにフィットしたようで、井口浩之は本来台本に書かれていた“倍の量の悪口”を本番中に言い放っていたことが、相方の河本太から明かされた。

さらに、トリを飾った南海キャンディーズは、山里が極力言及してほしくない件にしずちゃんが容赦なく触れていくボケを連発。通常はしずちゃんのボケに優しい口調でスマートにツッコミを入れる山里が、地団駄を踏みながら大声を張り上げる姿に、会場からは何度も拍手笑いが巻き起こった。

なおこのイベントの模様は生配信され、2月19日23時59分までアーカイブ配信も実施中。チケットの販売は同日21時まで。また、『JUNK』20周年記念イベントは、9日の『おぎやはぎのありがとうびいき(仮)』がラストを飾る。