スキマバイトサービス「タイミー」を運営するタイミーは2月6日、2月9日の『副業の日』を前に実施した「副業に関する実態調査」の結果を発表した。調査期間は2023年1月16日~18日、調査対象は「タイミー」の働き手のうち、本業が「会社員」「会社役員」「公務員」「自営業・自由業」の個人(10~60代)、有効回答は2,888人。

副業収入、中央値は2万~2万9,999円

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「タイミー」を利用して副業を始めた時期を調べると、「2022年」が圧倒的に多く72.3%。同調査では「副業解禁の波はもちろん、相次ぐ値上げラッシュの影響が大きく関与している」と分析している。

タイミー以外も含めて、副業を始めた時期を尋ねたところ、約半数の49.7%が「2022年」と回答。以下、「2017年よりも前から」が16.3%、「2021年」が10.2%、「2023年」が8.6%と続いた。

副業の目的については、「生活費の足しにするため」69.1%と飛び抜けて多く、次いで「趣味や娯楽に使うため」が33.8%、「空いた時間を効率よく活用したい」が29.4%となった。

一方、「本業では経験がない仕事の経験ができるため」(23.7%)、「キャリアアップ・スキルアップのため」(9.7%)、「やりたいことを実現するため」(9.0%)などを挙げる人も多く、「自身の経験値を上げたり、目標を叶えるために副業をしている人も一定数いる事が判明した」(同調査)。

1カ月あたりの副業の平均収入は、「1万円~1万9,999円」が18.8%、「2万円~2万9,999円」が18.8%、「1万円未満」が15.4%と続き、中央値は2万〜2万9,999円。また、1週間のうち副業に充てている時間の中央値は、5〜10時間程度だった。

副業をするタイミングについては、「本業が休みの日」が76.1%でトップ。次いで「本業の勤務終了後」が15.5%となった。