発酵させていたパン生地を電子レンジから取り出そうとしたら……姿かたちが完全に怪物や妖怪のようです。アメリカのホラー映画とかに出てくるやつだ!

  • 深夜に遭遇したら悲鳴あげちゃう

Twitterに画像を投稿し注目を集めているのは、焼菓子専門店maruを運営するnako(@naaakooo000)さん。電子レンジの発酵機能を使い、パン生地を発酵させていたそうです。ところがタイマーの音に気付かず、40度で1時間のところをさらに3時間が経過。急いでレンジのドアを開けると、そこには体毛のようなものに全身を覆われた謎の生物……ではなくパン生地の姿が!

ちなみに、パン生地は発酵させすぎると「過発酵」と呼ばれる状態になり、生地の弾力がなくなったり、香りが変化してしまったりするのだそうです。筆者が調べてみたところ、フードプロセッサーでかき混ぜてパン粉にしたり、揚げパンにするなど再利用方法はあるようなのですが……このパン生地、食べようとしたら逃げていきそうだな。

投稿には、「色々バージョン違いの貞子」「ハウルの動く城に出てくるヒンに似てる」「菌糸です!!!って感じします」といろいろなものを連想した人からの声が寄せられています。

nakoさんにお話を聞いてみたところ、当時は惣菜パンの生地を小分け冷凍するために、大量に作っているところだったのだそうです。「放置に気がついた時には嫌な予感がしましたが、電子レンジを開けた時には絶望を通り越して笑ってしまいました」と事件発生時の様子を教えてくれました。

写真が反響を呼んでいることについては、「何気なくアップしたツイートがここまで伸びるなんて……と驚きました。ただの一般人のSNSなのに、1日でフォロワーが500人以上増えて、鳴りやまない通知にずっと戸惑っています。ですが、笑わせてもらいましたというようなコメントもいただき、何気ないツイートで人を笑わせられるということにTwitterの可能性を感じることができました」と現在の気持ちを教えてくれました。

もしかしたら、パン生地も「私ってこんなふうになっちゃうの?」ってびっくりしたかもしれませんね。