アイドルグループ・Sexy Zoneの菊池風磨がMCを務める日本テレビのバラエティ特番『ニッポンのカタチ』が、きょう29日(15:00~)に放送される。

  • 菊池風磨チーム=日本テレビ提供

菊池らが、日本各地に刻まれた地理の謎を、足、頭、言葉で解明していくロケバラエティの同番組。「千葉はもともと島だった!?」というミステリーを解くために、菊池、Travis Japanの宮近海斗&松田元太、シソンヌの長谷川忍がやってきたのは、千葉県・銚子。地形が織りなす絶景に、魚の街・銚子ならではの絶品グルメや、銚子のことがよくわかりそうな場所も。

学生時代、地理がそんなに得意ではなかったという菊池だが、チームワークとコミュニケーション力を武器に、謎解きを実行。“東洋のドーバー”と呼ばれる絶景スポットや、目の前に海が広がる“世界一小さい!?水族館”などを早速探索し、美しい自然の光景や、魚と触れあう珍しい体験に興奮しながら、着実にヒントを導き出していく。

道中では、地元の絶品グルメを堪能。その特殊な地形から12年連続で水揚げ量が日本一の銚子港で獲れた新鮮な海鮮丼や、春キャベツが盛んな銚子の「アフロきゃべつ」なるものまで登場する。

「世田谷と川崎! 同じ地名だらけなのは、なぜ!?」というミステリーには、満島真之介が参戦。陣内智則とタッグを組んで謎に挑む。

等々力や瀬田、野毛、宇奈根など、多摩川を挟む2つの地域で、なぜかそれぞれに重複して存在する地名の理由は何なのか。まずは多摩川をカヌーで下ることになった2人。初対面ながら“カヌー下り”で息ぴったりだ。鎌倉時代に創建されたとされ、多摩川のパワースポットと呼ばれる神社や、等々力渓谷商店街の絶品コロッケなど、名所から名物までを堪能しながら、地元の人を巻き込み、調査を進めていく。

謎を解くヒントになりそうな「なぜか低~い所にある小学校」や、地元に詳しい「おさかなガール」、2002年に多摩川に現れて当時大きな話題を呼んだ懐かしのアザラシ「“タマちゃん”を見守る会」なども登場し、2人の推理も相性抜群に進んでいく。

収録を終えた菊池のコメントは、以下の通り。

――今回風磨さんには、満島&陣内チームのVTRを一緒に見て頂きましたが、満島&陣内チームはいかがでしたか?

ずっと見ていられる2人でした(笑)! 2人の専用チャンネルがあったら、僕多分見てますもん…垂れ流しで。2人の推理も2人らしさが出ていて良かったですし、2人で定期的に「地理ミステリー」を暴きにいきたいという僕宛のメッセージも受け取りましたので、またぜひお願いしたいです(笑)

――満島さんに一言送るとしたら?

満島さんはすごく明るい方で、こういう街ブラ的要素もある番組でも輝いていらっしゃるんですけど…僕も最近ご一緒させて頂くことが多い中で、満島さんの中に潜む何かを感じるので、満島さんのミステリーも解いていかなきゃいけないと思っています。

――風磨チームもそうでしたが、満島チームも“地理が苦手”と仰っていました。でも、最後まですごく楽しんでやって下さって…地理が苦手な方でも「地理ミステリー」は楽しく解けましたか?

わからないからこそ、知らないからこそ、フラットに楽しめるのかなと思いました。今回僕らは知識ゼロからスタートしたので、謎解きの過程が物凄く楽しかったです。ただ、同じチームだったTravis Japanの松田元太と同じラインはちょっとイヤですね…(笑)。彼は独自の謎解きラインを走っていましたが、元太を除く5人は同じくらいの地理レベルでこの番組に臨んでいたかと…個々の違うレベルがまた、面白いんですけどね(笑)

――『ニッポンのカタチ』への総評をお願いします。

総評は、「またミステリーを解きたい!」です。色々あると思うんですよ、日本は結構特殊なカタチをしているじゃないですか、島国ですし。だから「地理ミステリー」って沢山あるはずなので、まだまだ謎解きに挑みたいです。あとはやっぱり、地元の方と触れ合えるというのが楽しかったですね。色んなお話を伺えたり、その地域に対する愛に触れられたり…“実は最近移住してきて、ここのこんなところに惹かれて”というようなお話も聞くことができて、日本各地でそんな体験をしたい!と思いました。

――確かに、地理を見ていったら、人が見えてきた…という側面がありますよね。

そうなんですよね。だから「地理」と一言で言っても、そこには色んなドラマがあったり、物語が展開されているので、“地域密着型バラエティ”として、これからも躍進していきたいと思っています!