学情は1月24日、「就職活動でアピールしたいこと」に関する調査結果を発表した。同調査は2022年12月26日~2023年1月16日、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生533人を対象に、インターネットで実施した。

  • 就職活動においてアピールしたいこと

就職活動においてアピールしたいことを尋ねたところ、「アルバイト」(54.2%)が最も多く、次いで「ゼミ/研究」(35.8%)、「高校時代などの経験」(31.7%)と続いた。

自由回答では、「コロナ禍でなかなかシフトに入れず、複数のアルバイトを掛け持ちした。さまざまな仕事を経験し、新人として新しい仕事を覚える機会を何度も持つことができた」「ゼミの活動は学生時代に最も力を入れたことだと思う」「学生時代に力を入れたことではゼミの研究や、授業の取り組みを話したい」などの声が寄せられた。

就職活動の面接で聞かれると回答しにくいことについて聞くと、最も多い回答は「サークル」(43.5%)だった。次いで、「ボランティア」(40.9%)、「留学」(40.5%)となっている。

  • 就職活動の面接で聞かれると回答しにくいこと

「入学当初はオンライン授業でキャンパスにも入構できなかったので、サークルに入ることがなかった」「コロナ禍の行動制限により、サークルやボランティアの活動ができなかった」「SNS・ブログでの発信などコロナ禍でできることを頑張ってきたが、サークルやボランティアなど、いわゆる就職活動でアピールするような分かりやすい経験をできていない」などの声があった。