新4K8K衛星放送の視聴可能機器台数が、昨年12月で累計1,500万台を突破した。放送サービス高度化推進協会(A-PAB)が26日、発表した。

  • A-PABの相子宏之理事長

2022年の普及台数を月別で見ると20~30万台で推移していたが、12月は42万台を記録。サッカーワールドカップの需要もあったとみられる。

■A-PAB相子宏之理事長コメント
新型コロナウイルス感染拡大から3年、メディア環境も大きく変わり、過去の常識が通用しない時代に入りました。そのような中、「新4K8K衛星放送視聴可能機器台数」は、お陰様で昨年12月末で累計1,500万台を突破しました。2018年12月のスタートから4年での達成となります。
各種調査からも、新4K8K衛星放送は実際にご覧になったかたから非常に高い評価をいただいており、新4K8K衛星放送視聴可能機器の更なる普及に努めると共に、今後は、実際に新4K8K衛星放送を視聴していただくための活動にも重きを置いてまいります。リモコンの4Kボタンをひとりでも多くの方に押していただき実際にご覧いただくことで、メディアとして、その価値をさらに高めていくことが重要だと考えています。
A-PAB といたしましては、2024年パリオリンピック・パラリンピックの頃に2,500万台の普及を目指しております。そのためにも、放送事業者様をはじめ、関係各方面の皆様のご協力をいただきながら、様々な施策を検討してまいりたいと考えております。
今後も、メディアの皆様、そして、総務省、一般社団法人電子情報技術産業協会、一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟、家電販売店の皆様、アンテナメーカー各社 他、各方面の方々のご支援をいただきながら、放送サービスの高度化推進に尽力してまいります。