サッカー元日本代表の内田篤人氏が25日、都内で行われた「Jリーグ30周年オープニングイベント」に出席した。

  • 内田篤人氏

Jリーグは、1993年5月15日に国立競技場で開催された「ヴェルディ川崎 VS 横浜マリノス」から数え、今年リーグ開幕30周年を迎える。30周年の取り組みを発表するオープニングイベントに、日本プロサッカーリーグ チェアマンの野々村芳和氏に加え、ゲストとしてサッカー解説者の松木安太郎氏、Jリーグ選手OBの中村憲剛氏、槙野智章氏、内田篤人氏、さらに観月ありさが参加した。

イベントではJリーグの未来を考えるトークセッションを実施。「メディアにもっと出るには?」というテーマについて、内田氏は「選手側からの発信」が大事だと意見し、「取材を受けるのはもちろん、選手が今だとインスタグラムやTikTok、YouTubeと、いろいろあると思います。どこまで出せるかというのは境界線が必要だと思いますが、普段見られないグラウンドの上以外の選手の姿を見てもらえると魅力の一つになると思います」と語った。

そして、司会の竹内由恵アナウンサーから「内田さんご自身が現役のときは、どのようなことを気にされていましたか?」と尋ねられると、内田氏は「私はインスタグラムもツイッターもやっておりませんでしたので、これから槙野くんと頑張ります!」と若干タジタジになりながら答えた。

また、Jリーグ30周年コンセプトワードに決定した「よっしゃ いこ!」にちなみ、「よっしゃ いこ!」という思いで取り組んでいることや頑張りたいことを聞かれると、内田氏は世代別日本代表のロールモデルコーチを務めていることに触れ、「今年、U-20ワールドカップの最終予選と本番があります。J1、J2、J3で活躍している若い選手がたくさん出ます。U-20ワールドカップで活躍した選手がA代表にどんどん入ってくれたらいいなと思います」と期待。「皆さん、Jリーグの若い優秀な選手が集まって戦い抜く大会ですので、一緒に戦ってほしいなと思います」と呼びかけた。