日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜21:00~)では、名作アニメを初めて実写化映画化した『トムとジェリー』(21年)を、2月10日に地上波初放送する。
多才だけどお調子者でドジなネコのトムと、外見は可愛いがずる賢くて容赦ないネズミのジェリーという生き生きとしたキャラクター性が魅力で、世界中から愛される『トムとジェリー』が初めて登場したのは、1940年2月10日。第1作となる短編作品『上には上がある』(原題:Puss Gets The Boot)が劇場公開された。
その高い作品性で、第1作はアカデミー賞・短編アニメ賞にノミネートされ、それ以降の作品も計7回の短編アニメ賞に輝いた。
初公開された2月10日は「トムとジェリーの誕生日」として記念日に制定。そんな記念すべき日に、『金曜ロードショー』で最新作の実写版が地上波初放送される。
今作の見どころは、アニメと実写のハイブリッド。躍動感のあるアニメーションが、実写のニューヨークの街にうまく溶け込み、生き生きとした作品性を生み出している。
先に撮影された実写シーンにアニメーションを合成する形で制作され、アニメーションチームは総勢29人。特にアニメーターたちは子どものころから「トムジェリシリーズ」に親しんでいたメンバーだという。初代のアニメーターのギャグの間合いを研究しながら、作成した原画は、実に合計2万5,000点以上にのぼる。
また、メンバーの中には、以前にも『ロジャー・ラビット』や『SPACE JAM/スペース・ジャム』といったアニメーションと実写のハイブリッド映画を手がけたアニメーターも参加している。
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