ABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『必殺仕事人』(8日21:00~)の制作発表記者会見が6日に行われ、東山紀之、松岡昌宏、知念侑李、和久井映見、遠藤憲一が登壇。松岡が今年の目標を語った。

  • 松岡昌宏

幼い頃からずっと『必殺』のファンだったという松岡。「これまでたくさんの方が関わって来た作品なので、いろいろな方から『あなた仕事人よね』『必殺やってるんだよね』と同郷のようにかわいがってもらえます」と話した。

記者会見前にはそろってテレビ朝日の屋上にある「テレビ朝日稲荷」へ参拝。松岡は「昨年も色々とお世話になったので、今年もお願いしますという思いを込めました」と明かす。今年の目標を「いつものようにマイペースにやりつつ、自分たちの会社が3年目なので、違う事業含めていろいろなことが動いてくる。焦ることなく新たな経験をしていきたい」と掲げた。挑戦したいことを聞かれると「あまりないです。思った瞬間にやっているので」とニッコリ。最後に「健康第一ですね。うちの城島(茂)をなんとか元気でいさせないと」と思いを馳せた。

『必殺』がさまざまな節目を迎えてきたことから、記者からは「人生の節目」について質問が。東山が「19歳でデビューしたことですかね。ちゃんと責任持ってやらないとなって気持ちになりました」、松岡が「ありきたりで申し訳ないんですけど、1989年10月26日、入所したことですね」と話したあと、和久井が「毎回の現場です。毎回毎回新しいチャレンジがあるので、それをずっと積み重ねています」と回答。するとその答えに感銘を受けた東山が「和久井さんみたいにいいこと言わなきゃ」と松岡に振ったが、松岡も「先輩もですよ」と笑って言い返した。

遠藤が「反社会的な人ばかり演じていたのですが、一緒に独立した妻がマネージャーになってから色んな役ができるようになりました」と打ち明けると、松岡は「カタギになって良かった」と笑顔。知念は「中学1年生のときです。静岡から東京に引っ越してジャニーズの活動が変わっていったので」と答えた。

1972年にスタートして50周年、2007年に東山主演の“必殺シリーズ”として復活した『必殺仕事人』。今回は江戸を襲う原因不明の流行り病「鬼面風邪(きめんかぜ)」の猛威と、患者を救うために奔走しながら特効薬の開発に尽力する町医者たちの姿が描かれる。しかしその一方では、この病を悪用して“お助け金詐欺”を企てる悪人が現れ……? 苦しむ人々を横目に、悪巧みに精を出す悪人たちが巻き起こす悲劇を必殺仕事人らしい風刺を利かせて届ける。今作では、遠藤演じる瓦屋の陣八郎の卒業が決まっている。