俳優の藤原季節が主演を務める、Paraviオリジナルドラマ『ギルガメッシュFIGHT』(12月24日25:15〜)のキービジュアルと出演者が17日、明らかになった。

  • 『ギルガメッシュFIGHT』

    『ギルガメッシュFIGHT』

同作はバブル崩壊後の1991年、テレビ東京にて情報番組として始まった『ギルガメッシュないと』のスタッフたちの実話から着想を得た、番組制作陣視点のフィクションドラマ。テレビ東洋プロデューサー・栗田(大東駿介)は女性も見られる情報番組として『ギルガメッシュFIGHT』をスタートさせるが、内容が下品で数字も全く取れていない。打ち切りが迫る中、ある場所で偶然見つけたテレビ東洋ディレクター・加藤(藤原季節)をスカウトし、一か八か、演出に抜擢する。 伝説のお色気番組を演出したディレクターの視点で描かれる、「エロ」に真正面から向きあったスタッフや出演者たちの熱き物語となる。

「ギルガメッシュFIGHT」制作陣営として、加藤の演出に戸惑いつつも次第に感化されていく元新聞記者でメモ魔の真面目なディレクター・名高圭介役に堀井新太、テレビが大好きでテレビ東洋に入った、明るい性格と愛嬌でスタッフに愛されるAD・北原役に大下ヒロト、番組のエロへのこだわりに若干引き気味だが、スタッフや出演者からの信頼も厚い頼れるAP・宇藤くるみ役に生越千晴、スタッフと共に新たな企画を生み出し、成長していく構成作家・轟役に七瀬公が集まる。

また番組出演者側には、一見軽薄そうだが制作サイドに寄り添いスタッフや共演者を気遣う番組メインMC・宮本秀樹役に姜暢雄、本当はエロが苦手だがとあるきっかけで伝統芸“高速ベロ”を生み出すことになるお笑い芸人・サワリー尾中役に永野宗典、真面目な性格で初のバラエティMCに真摯に向き合う巨乳グラビアアイドル・大沢ゆりえ役に出口亜梨沙、類まれなるタレント性や先を見通す力を加藤ディレクターに見出され番組に抜擢されるTバックの女王・西岡亜紀役に真島なおみ、夢と現実に悩みながらも裸エプロン姿で「夜食ばんざい」に登場、そして「ランジェリー歌謡祭」では大きな決断を下すことになるセクシー女優・石川あゆみ役に杉本愛莉鈴、報道畑にいながら突如「ランジェリー歌謡祭」の司会に抜擢されることになるテレビ東洋ベテランアナウンサー・高田敬役に安東弘樹が決定した。さらに、芸能界を取りまとめ、目的を遂行のために加藤や栗田たちをも利用するが義理人情も持ち合わせる大手芸能事務所会長・二階堂役を羽場裕一が務める。

メインビジュアルでも90年代特有の業界の雰囲気を重厚感たっぷりに表現し、番組をつくる者たち、演じる者たち、そして「ギルガメッシュFIGHT」には絶対に欠かせないセクシー下着ギャルたちが集合。デザインは『鎌倉殿の13人』(NHK)、『最愛』(TBS)などを手掛けた吉良進太郎、撮影は『全裸監督2』(Netflix)、映画『キングダム』などを手掛けた森恒河が担当している。またYouTubeテレビ東京公式ドラマチャンネルで第1話無料配信も決定し、90年代のパワーを彷彿とさせる30秒予告、また情報満載のHPも公開された。

堀井新太 コメント

台本をいただいた時、なんだこの時代は!?今では考えられない事ばかりじゃないか!と、平成生まれの僕は驚きの連続でした。タバコがあらゆる場所で吸えたり、タクシーの停め方も豪快な方法だったり、ディスコが流行っていたり、テレビの規制が緩かったり…。その時代特有の活気があってみんなパワフルな印象でした。当時の服装やヘアースタイルも抜群にかっこよかったし、僕の好みでした。
表現の方法がとても自由なこの時代を実際に経験してみたかった。とそんな風に思える作品になっていると思います。『カメラは低く、志は高く』です。 是非みなさんお楽しみに!

姜暢雄 コメント

この度は、歴史のある番組「ギルガメッシュないと」をオマージュしたドラマに出演できて、大変光栄です。
放送されていた当時は多感な学生時代でしたが、地元では放送されてなくてヤキモキした、記憶が蘇ります。
放送されてなくても噂は広まり、田舎学生達の妄想が広がっていくばかりで悶々としていました。
当時の熱量を失わないよう、まるでタイムスリップしたかのような熱い気持ちでキャストもスタッフも楽しくはしゃぎながら精一杯、撮影をしております。
配信を楽しみにしていてください!

永野宗典 コメント

この役をいただいた日から、毎日のようにイジリーさんの動画などを見て研究して、イジリーさんの楽屋に不躾ながら突撃して半生をお聞きしたり、スマホの壁紙もイジリーさんにして鏡のように眺め、イジリーさんそのものにトランスフォームすべく訓練してきました。
日々、ベロの動きは最高速度を更新していきました。2代目イジリー岡田襲名にいちばん近い男だと思っています。このご縁を大切にし、高速ベロを伝統芸能として継承していく所存であります。

出口亜梨沙 コメント

今回「ギルガメッシュFIGHT」で大沢ゆりえ役を演じています、出口亜梨沙です。
このお話を頂いた時、ギルガメの番組自体は知らなくて、昔の動画などを拝見してこんな番組があったんだ、すごい時代だったんだなと思いました。台本を頂いて読んだ時、熱い男の話だなと思ったのですが、実際現場に入ったら皆さんの熱量がすごくて圧倒されました。
私は少し遅れて撮影に参加させて頂きましたが、本当にフレンドリーで優しくしてくれる皆さんのおかげで毎回撮影に行くのがすごく楽しみでした。大沢ゆりえは辛いことはあまり表には出さず、努力家で色んなことを考え、悩みながらも自分が出来ることを全力でする人なのですが、こんなに抱えて大丈夫なのかな?と心配になりました。私とは正反対のような役でしたので難しい部分もありましたが、その苦悩なども見てもらえたら嬉しいです。「ギルガメッシュFIGHT」よろしくお願いします!

真島なおみ コメント

この度は「ギルガメッシュFIGHT」という作品に関われたことをすごく嬉しく思っています。「ギルガメッシュないと」は私が生まれるよりも前に放送されていた番組ですが、それでも名前や逸話を聞いたことがあるような伝説の番組です。
そんなギルガメがドラマ化すると聞き、私もすぐに挑戦したいと思いました。
“令和の愛人”がキャッチコピーの私ですが、役作りのために人生初の日サロに通ったり、Tバック姿を見せるシーンの為にジムでお尻もビシバシ鍛えました。
過去の映像もたくさん観て、喋るときの音程やアクセント、表情の特徴や仕草など、自分なりに研究して臨ませて頂きました。今作の中で、亜紀ちゃんは誰よりも成長の振り幅が大きかった子なのではないかなと思います。全5話の中で毎回急成長していく彼女とともに、私自身も作品の中の彼女と向き合いながら成長できていたら嬉しいです。亜紀だけでなく、個性豊かなキャラクターや、令和では中々見られないようなシーンの数々、ギルガメ世代の方もそうでない方もエロとエンタメに大人たちが真剣に取り組んだ今作を是非楽しんでみていただきたいです!

大下ヒロト コメント

25年前の僕が生まれた1ヶ月後に放送終了した伝説の番組、「ギルガメッシュないと」。噂でしか聞いたことがなかった番組が、知れば知るほど愛おしい番組になっていきました。
当時のファッション。言葉。会議室の煙。ディスコの点滅。ギラつく人間達。次々に移り変わる時代の中で、一つの時代の空気をしっかり作れた作品になっていると思います。
当時のエネルギーと現在のエネルギーが思いっきり重なった、「ギルガメッシュFIGHT」。是非、ご覧下さい。

生越千晴 コメント

APの宇藤くるみ役を演じました。生越千晴です。
ちょうど私が生まれた頃に始まった番組、「ギルガメッシュないと」
伝説の番組を創り上げた人々を演じられたのは私自身とても嬉しかったです。
仮この時代に「ギルガメッシュFIGHT」が皆様にどのように届くのか楽しみで仕方ありません。
なにか面白いものを作りたい、人を喜ばせたい、その一心で90年代を駆け抜けた男たち、そして女たちがいたということをぜひ見届けてもらえたら嬉しいです。

七瀬公 コメント

この度、作家の轟役を演じさせていただきます、七瀬公です
僕は当時リアルタイムで「ギルガメッシュNIGHT」を観ていた訳ではないのですが、そんな僕でも知っていた伝説の番組を制作側から描いたドラマと聞いた時、すごくワクワクしました。お話を頂いた時、誰よりもマネージャーさんが興奮していましたし、少し上の周りの先輩方のリアクションを見てもどれだけ凄かった番組なのか、皆からひしひしと伝わってきました。
共演者の方々との距離感はびっくりするくらい早く縮まりました。
控え室に居ても例えば「何にエロスを感じるのか」等、みな負けじと様々な談義等をして良い空気感のまま撮影に臨めたのかなと思います。全身全霊で演じて下さった女の子たちのシーンをスタジオで直接観て、心を打たれたのを覚えています。大人達が本気で、全てを賭けて作り上げた「ギルガメッシュNIGHT」ならぬ「ギルガメッシュFIGHT」。是非、お楽しみください。

杉本愛莉鈴 コメント

今回の役は自分のやってみたかったことがたくさん詰まっていて、初めてのドラマがこの作品で本当に良かったと思っています!90年代は私の生まれる前なので写真でしか見たことないような髪型や肩パッドの入った派手な色のジャケットを着たのですが、すごく可愛いかったし、そういう派手な服装がまた流行って欲しいです!現場では共演者さん、スタッフさん、皆さんとても優しくて最終日は笑いの絶えない1日になりました!
あと、ギルガメッシュならではの、今のテレビでは見かけないような攻めた衣装を着られたのも私はとても楽しかったしドキドキしたので配信がすごく楽しみです♪

安東弘樹 コメント

この、お仕事の話を伺った時、何故かドキドキしながら受けさせて頂きました(笑)学生時代に背徳感と共に観ていた番組の裏側を垣間見られるのが嬉しいと思ったからです。
しかし実際は番組開始時、私は既にアナウンサーとしての仕事を始めていたのです。社会人にすら、背徳を感じさせる内容であった事に改めて驚くと共に、当時のスタッフ、キャストの皆さんのチャレンジ精神!に脱帽しました。
私は当時の局のアナウンサー役です。その戸惑いや、実際に司会を担当した時の気持ちを表現できていたら嬉しいです。今は反省しか、ありませんが、一瞬でも当時の熱い空気感を共有出来て幸せでした!

羽場裕一 コメント

AM7:30に現場に入ると、すでに数名のボディコン娘たち。
熱気ムンムン、お色気ムンムン、ここはどこだー!
出された衣裳はシルバーラメのジャケット、俺は誰だー!
一気に90年代、ここはディスコのVIPルーム。あれよあれよという間に興奮のルツボ!テンションアゲ⤴︎アゲ⤴︎でジェットコースター。
家に帰ってぐったりの60代のおじさんでした。
まるで夢のよう、あゝ楽しかった^_^

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