東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)は12月13日、ビューカードとともに、新たなデジタル金融サービス「JRE BANK(ジェイアールイーバンク)」を2024年春に開始すると発表した。同サービスでは、JR東日本グループブランドの銀行口座を提供していく。
JRE POINTなどの特典を進呈
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「JRE BANK」ロゴ(出典:JR東日本Webサイト)
銀行口座の提供は、楽天銀行が保有するインフラを活用し、ビューカードが同行を所属銀行とする銀行代理業を行うことにより実施する。
JRE BANKのコンセプトは、「人生に体験と経験を。」。一般的な金融機関が顧客に提供している「資産の増加といった価値の提供」だけでなく、金融資産を預けている顧客に「JR東日本グループの事業領域を活かした特典の提供」などを行う。
具体的には、預金・住宅ローンなどの利用に応じた、JRE POINT付与や新幹線等列車の優待といった特典を検討。また、駅のATM 「VIEW ALTTE」での現金引き出しを無制限で手数料無料とし、日々利用する駅で気軽に使用できるようにする。
キャッシュカードについては、クレジット国際ブランドと提携し、JRE BANK専用ブランドデビット機能付きキャッシュカードを発行。これにより、Suica・ビューカードに加え、各種支払いに対応する新たな決済方法を用意し、多様なニーズに応える。
さらに専用アプリを提供し、スマートフォンやWebページから口座を開設できるようにする。
※ 楽天銀行の口座をすでに保有する人も、「JRE BANK」の口座を追加で開設できる。 ※ 「JRE BANK」においては楽天IDとの連携は行わない。また楽天ポイントは貯まらない。 ※ JRE POINT会員番号との連携により、JRE POINTが貯まる。
