お笑いコンビのタカアンドトシとEXITが出演する北海道文化放送(UHB)開局50周年記念特番のタイトルが『タカアンドトシの北海道全力絶景』(フジテレビ系、1月15日16:05~)に決まった。

  • EXIT

北海道にゆかりの深い2組が、コロナ禍で冷え込んだ北海道観光を盛り上げるべく、番組ディレクターたちと道内を駆け巡る同番組。タカアンドトシが撮影に臨んだのは、日本国内でも屈指のカルデラ湖の洞爺湖。2008年に主要国首脳会議(サミット)が開かれた世界的な景勝地だが、ほとんど知られてない「幻の島」がある。通称「ゼロポイント」は、地殻変動で湖面近くの高さまで隆起したものの、結局水位を上回らなかったスポットで、そこで立つと、湖面に立ったような景色が撮影できるという。

ロケは台風が直撃するなどハプニングの連続だったが、奇跡的に天候が回復し、夕焼けを狙ってゼロポイントへ。カヤックで約4キロ、1時間半こぎ続け到着する。“湖面に立つ”べく最後の力を振り絞る2人。目の前に広がったのは、今までに見たことのない“朱の世界”だった。

  • タカアンドトシ

一方、EXITの撮影先は、大自然あふれる北海道でも“リアルな秘境”と呼ばれる「石狩白老滝」。高さは約40メートル。水量が豊富で、コバルトブルーの滝壺が美しさを引き立てている。ただ、滝への道はない。沢登りが多く、片道7キロ、5時間かかる。

兼近大樹とりんたろー。は、この手つかずの地に地元山岳会と挑戦。クライミングロープをつたい川を渡り、崖を横目にゴールを目指す。しかし途中で、りんたろー。が崖から転落してひざを負傷。まさに満身創痍で足を引きずりながらも、自分より大きな岩をいくつも越えていく。そして2人が目的地に到着すると奇跡が。感極まった兼近はある行動に…。

コメントは、以下の通り。

■タカアンドトシ
――今回のロケで印象に残っているシーンは?
トシ:最後に収められた絶景はもちろんですが、1日目の日本海並みの荒波がたっている洞爺湖を見たことがなかったので印象的でした。こんな表情もあったんだと、非常に印象に残っています。

タカ:どさんこの我々も知らなかったような北海道の絶景が見られました。全国の方々に見ていただけるチャンスということで、探せばまだまだ魅力が見つかる“可能性を秘めた大地北海道!”が皆さんに伝わればうれしいです。

■EXIT
――今回の番組の見どころは?
兼近大樹:一応、頑張ってロケは行ったんですけど、そのロケが使われるかどうか…そこですね、そこが見どころです(笑)

りんたろー。:僕のひざが果たしてもつのかどうか、もったのか…。そこが気になります(笑)

(C)UHB/YOSHIMOTO KOGYO