東海テレビ開局65周年記念ドラマ『ネバー・ギブアップ! 〜竹島水族館ものがたり〜』(※東海ローカル)が2023年1月3日(13:10〜)に放送される。

  • 左から田中俊介、玉井詩織

古い、ボロい、小さい、お金がない、知名度がない、人気の生き物がいない……ないない尽くしの“六重苦”を抱えた愛知県蒲郡市の竹島水族館。通称「たけすい」は「ショボすい」とも呼ばれる、日本一のショボい水族館だった。

そんな「ショボすい」が来場者数8万人から40万人へV字回復。大成功の立役者は若き水族館長、小林龍二。仲間とともに、斬新でユニークなアイデアで“聖域なき改革”を断行し、竹島水族館を行列のできる超人気水族館に変貌させた。

この物語では、どんなときも「夢をあきらめない」「好きなことをやり続ける」、ショボいけど夢をあきらめない若者たちの姿がドラマ&ドキュメンタリーで描かれる。

小林龍二役を田中俊介が演じるほか、玉井詩織、前原滉、桃月なしこ、秋田卓郎、小西貴大、八十田勇一 、佃典彦、渡辺いっけいらが出演し、ナレーションをキャイ〜ン・天野ひろゆきが務める。

田中俊介、玉井詩織、前原滉のコメントは以下の通り。

■田中俊介(小林龍二役)
――愛知県のご出身ですが、地元に密着したドラマへの思いをお聞かせください。

やはり、地元での仕事は、特別感がありますし、出演されている方の中には久しぶりに共演させていたただいた方もいて、懐かしい話だとか、近況を報告しあったりしました。そういう話ができると思うと楽しみで仕方なかったです。両親や幼いころから(自分と)関わっている方たちが見てくれると思うと、純粋に嬉しいです。

――三河弁で演じられましたが、いかがでしたか?

自分は、愛知県出身で、尾張なのですが、三河弁はよく聞いていたので、何も違和感はありませんでした。この地方の出身でない演者さんは苦労されているなと思いました。

■玉井詩織(大島静香役)
――役どころは?

私は、大島静香という小林館長の奥さんになる役をさせていただいています。静香は仕事で疲れた時、癒しや落ち着きを求める時に、水族館に足を運びます。小林館長が、私と出会ってアイディアが閃いて、ちょっとしたヒントだけど、大きく水族館を変える役どころを演じさせていただいています。

――三河弁で演じられましたが、いかがでしたか?

私は、蒲郡育ちの役で「竹島水族館じゃん」と言うのですが、この「じゃん」という方言は、私の出身地・神奈川の方言でも言うのです。普段もよく使うので、そこに対する難しさはありませんでした。三河弁自体は、浜松出身のメンバー(ももいろクローバーZ・百田夏菜子)がいて、よく似た方言を聞いていたので、聞きなじみがありました。

■前原 滉(戸舘真人役)
――役どころは?

戸舘真人さんという水族館の No.2の副館長の役を演じています。戸舘さんは、ユーモアがあったり、急に熱く語り始めたりとか、いろいろな顔がある方ですね。実は、僕も眼鏡をかけているんですが、見た目には似ていると思います。

――三河弁で演じられましたが、いかがでしたか?

先ほども話はありましたが、プロデューサーが、三河のご出身で、方言指導も兼ねられているので 、その熱量がすごかったんです。本職の方言指導の方がいるじゃないですか、でもプロデューサーは、その人たちの何倍かの熱量で指導をされていましたね。何か目が変わるんですよ。ほかの冗談とか耳に入らずに、目の色を変えて指導されてましたね(笑)。