HiHi Jets/ジャニーズJr.の井上瑞稀が、ミュージカル『ルーザーヴィル』の主演を務めることが4日、明らかになった。
同作はロックバンド・Son of Dorkのデビューアルバム『Welcome to Loserville』の曲を使用したミュージカル。1971年アメリカを舞台に夢に向かって奮闘する“ヲタク”たちが描かれ、「負け犬」の名前がついた町「LOSERVILLE」で暮らす大学生のマイケル(井上)はコンピューターヲタクで、世界初の「ネットワークを通したコンピューターメッセージ」の新技術を開発すべく試行錯誤を重ねている。SFヲタクのルーカスやフランシス、マーヴィンといった個性豊かな仲間に支えられながら、夢に向かって懸命に走る。ロンドン・ウエストエンドで上演されるやいなや大ヒットとなり、2013年オリヴィエ賞、ベストニューミュージカル賞にノミネートされるなど高い評価を得た。
主人公・マイケルを演じるのは『少年たち あの空を見上げて』でも活躍を見せ、来年5月には初主演映画の公開も控えるHiHi Jets / ジャニーズJr.の井上瑞稀。本作で単独舞台初主演を飾る。その親友ルーカスを『幸福王子』や『ロビン』など舞台での主演が続く7 MEN 侍 / ジャニーズJr.の本高克樹が務める。
マイケルの恋の相手で頭脳明晰な転校生・ホリーを演じるのは高月彩良、マイケルと対立する町一番の金持ちのエディを山本涼介、その恋人でチアリーダーのレイアは青野紗穂が演じます。演出は、ストレートプレイやミュージカル、2.5次元舞台まで多彩な作品を手掛け、東京2020パラリンピック開会式の演出でも大きな話題を呼んだウォーリー木下が務めます。翻訳・訳詞は『ペテン師と詐欺師』や『PIPPIN』などで訳詞を手掛けた福田響志、現役のヴァイオリニストとしても活躍し、『三銃士』、『ORANGE』など舞台音楽を手掛けるNAOTOを音楽監督に、演劇的な世界観をダンスとJ-POPで創り上げるダンスエンターテインメント集団「梅棒」を振付に迎え、明るく爽やかなミュージカル作品を届けるという。
東京公演は新橋演舞場にて3月5日〜22日、大阪公演は大阪松竹座にて4月6日〜16日、広島公演は上野学園ホールにて4月20〜21日、愛知公演は御園座にて4月26日〜30日。
井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.) コメント
この度、ミュージカル『ルーザーヴィル』にてマイケル・ドーク役を務めさせていただきます、HiHi Jetsの井上瑞稀です。初ミュージカル、初単独座長ということもあり不安やプレッシャーもありますが、素晴らしい共演者の方々やスタッフの皆様と協力しながら、良い舞台を作り上げていきたいと思います。批判や孤立を乗り越えて、我が道をゆくマイケル・ドークの姿に心から尊敬します。皆様の好きなものを肯定し、勇気をくれるそんな作品になると思っています。皆様と劇場でお会い出来ることを心から楽しみにしています。
本髙克樹(7 MEN 侍/ジャニーズJr.) コメント
今回ルーカス役で出演させていただきます7 MEN 侍の本髙克樹です。これまでグループとしても個人としても様々な形で「ロック」に向き合ってきましたが、この作品では「ポップロックな世界」に挑戦します。個性豊かな人たちの物語の中で、普段は自分もプログラミングをすることから共感できる部分も多くあります。念願のミュージカル作品に自分のできる全てをぶつけて挑みます。皆さんのご来場心よりお待ちしております。