イケア・ジャパンが、店舗内のレストランで展開するフードメニューのフェアを開催。年末から年始にかけ、アップルフェアや平飼いチキンフェア、ストロベリーフェアなどのほか、サステナブルな季節の食を楽しめるメニューを提供する。

プラントベースフードをリーズナブルに提供

イケアでは、家具や生活用品の販売のほか、店舗にてスウェーデンの食を楽しむことができるレストランも展開している。イケアの食にまつわる商品は、「LAGOM(多くも少なくもなく、ちょうどよい)」「持続可能」「アニマルウェルフェア」など、7つの原則に基づいて開発。

最近では、プラントベースの商品開発に力を入れており、2025年までにレストランメニューの50%をプラントベースフードにしていくという。これは日本のみならず、全世界のイケアで取り組んでいる目標となる。

そして2025年までにレストランメニューの50%をプラントベースフードにすることを目指すほか、より気軽にプラントベースフードを楽しんでもらうため、価格もリーズナブルに設定。ホットドッグは100円のところベジドッグは80円と、必ずアニマルベースのものよりもプラントベースの商品が安くなるようにしている。

また、イケアのレストランの味を家庭でも楽しめる冷凍食品も12月1日より順次発売が開始される。レットラーガット(プラントボールとマッシュポテトのワンプレート)といったメニューをレンジアップで手軽に食べることができるものとなっている。

アップルにストロベリー、いろいろなフェアが開催!

イケアのレストランでは、季節感たっぷりのフェアが次々と開催される。

この季節においしさを増すりんごをふんだんに使ったデザートを楽しめるアップルフェアは、12月18日まで開催中。りんごのシロップ漬けとホイップクリームのパンケーキや、果肉がシャキシャキ触感のアップルパイなど、りんごのおいしさを存分に味わうことができるメニューがそろえられている。

のびのびと良い環境で育ったというチキンだけを調理した平飼いチキンフェアは1月15日まで開催中。イケアフードの7つの原則のうち「アニマルウェルフェア」の観点から、ストレスなく健康に育ったチキンを選んでおり、骨付きのフライドチキンやロティサリーチキンなど、ヘルシーかつボリューム満点のメニューを展開する。

そして、イケアレストランで毎年人気のストロベリーフェアは12月22日~2023年3月5日まで開催予定。フレッシュないちごの甘酸っぱさ、香り豊かなジャムやソースなど、いちごの魅力をたっぷりと味わえるフェアとなっている。

さらに、今年もクリスマスディナービュッフェを12月22~25日まで開催する。まるでホテルビュッフェのようなクオリティのクリスマスフードを、リーズナブルに楽しめることから、例年人気のビュッフェだったが、昨年はコロナ禍の影響により開催されていなかった。今回は2年ぶりの開催となる。

関係者向けの試食会で、一部メニューを食べてきたが、サラダはスイートなマスタードのドレッシングとサーモンの味わいがよく、さっぱり。

プラントベースのロールキャベツはしっかりとした食べ応えがあり、満足感があった。平飼いチキンには、甘酸っぱいベリー系のソースと鶏肉の味わいが絶妙にマッチしており、ストロベリーのデザートもいちごのフレッシュな味わいと香りを存分に楽しむことができた。

おいしさだけではなく、サステナブルな観点からもさまざまな取り組みを行っているイケアのフードメニュー。人気のフェアメニューはもちろん、プラントベースフードもぜひお近くのイケアで試してみてはいかがだろうか。