モスフードサービスは29日より、チーズバーガー専門店「mosh Grab'nGo」(モッシュグラブアンドゴー)を東京メトロ日比谷線の広尾駅から徒歩1分の好立地にオープンする。キャッシュレスのセルフレジとモバイルオーダーを活用した新業態の店舗となっている。関係者は「オシャレな店舗で、小躍りしたくなるような美味しいチーズバーガーを提供していきます」と抱負を語った。

  • モスフードサービスのチーズバーガー専門店「mosh Grab'nGo」とは?

どんなハンバーガーに?

コロナ禍、物価高などで外食産業が大きな変革を迫られるなか、モスフードサービスでも新たな業態の開発を進めている。「mosh Grab'nGo」は、出店困難な”超一等地”などの狭小物件にも展開できるチーズバーガー専門店。店名にはmosh=小躍り、Grab=つかむ、Go=行く、といったキーワードを組み合わせた。関係者は「超一等地のエリアに相応しい店格で、店舗オペレーションを効率化しながら、温かみのある接客サービスを行っていきます」と説明する。

  • mosh Grab'nGo広尾店(東京都港区南麻布5-16-10)。広尾駅から徒歩2分、有栖川公園と聖心女子大学の間に位置する。イートインスペースもある(1階4席、B1階16席)

店舗で提供するチーズバーガーは、以下の3種類。

「#Burger01〈2種のチーズ〉」は600円(Jr.サイズは450円)。チェダー・モッツアレラを使用した伸びの良さと程よい旨みが特徴のシンプルなチーズバーガーで、香ばしく焼き上げたチーズの羽根とともに、トロリととろけるダブル食感のチーズを体験できる。

  • #Burger01〈2種のチーズ〉

「#Burger02〈ふわとろチーズ〉」は800円(Jr.サイズは650円)。moshオリジナルのふわとろ新食感バーガーで、エメンタール、ゴーダ、チェダーという3種類のチーズとホワイトソースを混ぜ合わせた。ふんわり、トロリとした食感を楽める。

  • #Burger02〈ふわとろチーズ〉

「#Burger03〈クワトロチーズ〉」は900円(Jr.サイズは750円)。チェダー、モッツアレラ、カマンベール、ゴルゴンゾーラの各種チーズをパティ上で蓋をして溶かした。チーズの旨み、美味しさを存分に味わえる王道グルメバーガーとなっている。はちみつやトリュフ塩を添えれば、チーズの旨みがさらに膨らむ。

  • #Burger03〈クワトロチーズ〉

いずれもハンバーガーのバンズは、ポーランド人の職人が監修したもの。はちみつを使用した生地は、ほんのりした甘さと風味豊かな味わいを特徴にしている。またパティは、薄くスライスした肉を特製の調理液に漬けこんだことで、肉の旨みを最大限に引き出している。

筆者は「#Burger02〈ふわとろチーズ〉」を試食する機会を得た。肉厚なパティの2枚重ねに加えて3種類のチーズ+ホワイトソースが挟まっており、まずはその迫力に圧倒される。大きく口を開けても、とてもかぶりつけそうにない。そこで端から少しずつかじっていくと、弾力のあるバンズとともに、パティの旨みを味わうことができた。とてもジューシーで食べ応えがある。

  • 「#Burger02〈ふわとろチーズ〉」「ピクルス」「グリーンスムージー」を頼んだ

チーズが良いアクセントになっており、どんどん食が進む。ところで、このハンバーガーには野菜が一切含まれていない。肉+チーズを思う存分に楽しみたい、どちらかと言うと男性好みのメニューのようだ。1個を完食し、半端ない満足感にひたった。女性ならパティが1枚になるJr.サイズを注文しても良さそうだ。

店舗ではこのほか、オーブンで焼き上げた「ポテト」(250円)、「ピクルス」(200円)などのサイドメニューを提供する。またチーズバーガーとのペアリングを考えたドリンクメニューも多数用意した。生のトマト、グリーンリーフ、小松菜、ケールなどの豊富な野菜を含んだ「グリーンスムージー」(550円)、チーズバーガー専門店ならではのチーズケーキをモチーフにした「チーズケーキスムージー」(600円)や、ホットコーヒー、ウーロン茶、オレンジジュースなどを用意。そして実は、キリンビール系のクラフトビールも終日楽しめる。大きなハンバーガーにかぶりつきながら飲むビールはさぞや旨いことだろう。ちなみにオープンから12月末まで、来店者には水にコーヒーフレーバーをつけた「コーヒーウォーター」を無料で提供する。

  • 看板メニューの一例

それでは、あらためて決済のフローについて紹介しよう。店舗に入るとセルフレジが2台設置されており、来店者はクレジットカード、QR決済、交通系ICカードで支払える仕組み。またLINEミニアプリなどのモバイルオーダーも利用できる。現金決済には対応していない。そして12月中旬頃より外部宅配(UberEatsなど)もスタートする予定だ。

  • 店頭のセルフレジで会計

  • 支払いイメージ

  • 店内はオープンキッチンになっており、オーダーしたハンバーガーが調理される様子を間近で見学できる

メディア向けの説明会に登壇したプロジェクト統括担当の伊多波知子氏はmosh Grab'nGoについて「2020年3月頃に発足した社内プロジェクトで2年間、練りに練ってきた企画です。一等地の狭小物件で家賃を抑えるスモール、メニューのラインナップを絞って少人数で営業するシンプル、専門性の高いメニューを提供するスペシャリティ、のトリプルSにより、都心一等地でも十分な利益を確保していきます」と説明する。

  • (左から)プロジェクト統括担当の伊多波知子氏、店舗営業担当の桜井裕美氏、マーケティング担当の三宅香菜子氏

最後に、今後の目標を聞いた。店舗展開については5年間で100店舗のmosh Grab'nGo出店を目指す方針。超一等地を狙っていくという。また売り上げに関しては、この広尾の1店舗で月商650万円(モバイルオーダー+外部宅配を含めると750万円)という数字目標を掲げていた。

mosh Grab'nGo(モッシュグラブアンドゴー)
所在地 :〒106-0047 東京都港区南麻布5-16-10
アクセス :東京メトロ広尾駅 徒歩2分
営業時間 :10:00~22:00(日祝は21:30まで)