今シーズンも水揚げが解禁された牡蠣。牡蠣生産量全国1位でシェア約6割(2020年農林水産省「漁業・養殖業生産統計年報」より)を誇る広島県では、発信拠点「ひろしまブランドショップ TAU」(東京都中央区銀座)で11月23日の牡蠣の日から、3年ぶりの「かき祭り in TAU」を開催する。

  • 「かき祭り in TAU」をPRするひろしまブランドショップ TAU店長の村上祥平さんと広島県商工労働局観光課の坂根広晴さん

「いい牡蠣のポイントには、大粒で味が濃く、加熱しても縮まない、安心安全といったことがよく挙げられますが、広島牡蠣はさらに"ありとあらゆる種類がある"というのが特徴です」と広島県商工労働局観光課の坂根広晴さん。広島県内の牡蠣事業者はおよそ300事業者いて、牡蠣の味わいに影響する海域や育て方なども幅広い。坂根さんは「さまざまな料理に合う牡蠣が用意できる。今回のような牡蠣づくしのフェアができるのも広島だけです」と胸を張る。

「ひろしまCafe」の角打ちコーナーでは11月23日から期間限定でオイスターバー(平日17時~19時、 土日祝12時~19時)が登場。「かなわ水産」の「先端(SENTAN)」「ひろしま」「大黒神島」を生牡蠣で食べ比べできる。1粒330円〜580円。3種食べ比べセットは1,280円。

  • オイスターバーのかなわ水産「3種食べ比べセット」(1,280円)

オイスターバーでは、同店が"牡蠣に合うお酒"として推す広島県産のワイン「TOMOE シャルドネ・クリスプ」(広島三次ワイナリー/1杯600円)や日本酒「富久長 白麹純米酒 海風土(sea food)」(今田酒造本店/550円)も提供される。

  • 牡蠣に合うワイン「TOMOE シャルドネ・クリスプ」(広島三次ワイナリー/1杯600円)や日本酒「富久長 白麹純米酒 海風土(sea food)」(今田酒造本店/1杯550円)

さらにTAU内の各飲食店において、 広島県産牡蠣を使った冬季限定メニューを展開。 広島県の牡蠣をさまざまなジャンルで味わってもらえるよう、 広島イタリアン「MERI Principessa」では、 桜のチップで燻製した牡蠣の旨味と香ばしさを感じられる「燻製した牡蠣と生青海苔のピッツァビアンカ」 (ランチメニュー+550円、ディナー1,650円) 、 ひろしまお好み焼き「鯉々」では、牡蠣を山盛りに載せた「増し増し焼き」(2,600円) 、 瀬戸内ダイニング「遠音近音」では「広島県産牡蠣の特製みそ鍋」 (1,650円)を提供する。

  • 「燻製した牡蠣と生青海苔のピッツァビアンカ」 (ランチメニュー+550円、ディナー1,650円)

  • 「増し増し焼き」(2,600円)

  • 「広島県産牡蠣の特製みそ鍋」 (1,650円)

また、店内には牡蠣のオイル漬けやくんせい、冷凍牡蠣、牡蠣せんべいなど多くの広島牡蠣を使った商品も取り揃えている。

  • 「ひろしまブランドショップ TAU」(東京都中央区銀座)