アイドルグループ・SixTONESのジェシーが主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『最初はパー』(5分遅れの23:20~※一部地域除く)第3話がきょう11日に放送される。

  • 左からジェシー、市川猿之助=テレビ朝日提供

秋元康氏が企画・原作・脚本を手掛け、佐久間宣行氏が総合監修を務める今作は、お笑い養成所で巻き起こる悲喜こもごもを描く物語。ひょんなことからお笑い養成所に入学した、何をやっても中途半端な政治家の息子・利根川豪太(ジェシー)が、コワモテの生徒・澤村銀平(市川猿之助)や雨宮すみれ(賀喜遥香〈乃木坂46〉)、鬼講師・相田忠則(小籔千豊)らと出会い、時にぶつかり、時に励まし合いながら、プロの芸人を目指して奮闘する。

第3話では、これまで裏社会に身を置いてきた澤村の知られざる過去が明かされる。その舞台となるのは授業の後に繰り出したカラオケボックス。生徒たちがほろ酔いで熱唱する中、「澤村さんは結婚したいと思わないんですか?」など豪太は澤村を質問攻めに。照れくさそうな澤村に、豪太は「相方なのになんで基本情報を教えてくれないんですか?」と寂しさをぶつける。澤村が明かした切実な思い、そして夢とは。

相手のことを知るにつれ、なくてはならない存在になっていく豪太と澤村。相方・豪太に、澤村はこれまで1人で抱えてきた問題を打ち明ける決意を固める。ネタ合わせと称して豪太を呼び出した澤村の告白。これはネタなのか、真実なのか混乱しつつもネタ合わせだと信じ、豪太はツッコみ続ける。しかししゃべり続ける澤村の目にはいつしか涙が。あまりにも重い澤村の告白を相方として受け止めた豪太はどんな行動を取るのか。

互いの過去も共有し、どんどん深まっていく2人の絆。いつになく素直になって語り合う姿はもちろん、息ピッタリで熱唱するカラオケシーンにも注目だ。

そして、鬼講師・相田の過去も明らかに。突然大黒芸能お笑い養成所に現れた超売れっ子芸人・アパッチボーイズの正野泰也(レイザーラモンHG)。正野は「なぜこんなところでくすぶっているのか」と、相田に詰め寄る。人気芸人を前にすみれら生徒が大興奮する中、相田が20年前に正野とコンビを組んでいたことが発覚する。正野はなぜ20年ぶりに相田の前に現れたのか。相田はなぜ才能があるにもかかわらず、芸人を辞めたのか。