女優の沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 2022』(毎週火曜21:00~)第4話がきょう8日に放送される。

  • 左から内藤剛志、沢口靖子、濱田龍臣=テレビ朝日提供

第4話は、漁港で若い男性のものらしき白骨死体が見つかったところからスタート。手がかりを求めて養殖業者を訪ねた榊マリコ(沢口)は、養殖業を手伝いながら魚の骨を使った美しきアート “透明骨格標本”を制作している「骨格標本アーティスト」、連城源(濱田龍臣)と出会う。源は、生物の骨の神秘に魅せられた“骨マニア”ともいうべき青年で、ズラリと並んだ自作の透明骨格標本を前に「あなたの骨、バランスがとれている。あなたを透明標本にしたらきれいだろうなぁ」とゾッとする言葉をマリコに投げかける。

やがて白骨死体の身元が源とつながりのある人物だと判明し、疑惑が集中。しかしつい最近までその人物が生存していたことも分かる。少なくとも数カ月はかかるところ、わずか20日間足らずで遺体が白骨化したことになるが……。大きな謎にぶつかったマリコに源は「どうやって彼を骨にしたのかまだわからないの? これから榊さんにもやってあげようか?」と不気味な発言を。

寡黙で無表情、いったい何を考えているのか思考の読めない連城源というキャラクターを、俳優の濱田がミステリアスに表現する。また、10月にグループ卒業を発表したHKT48・矢吹奈子が、源の高校時代の同級生・布川美里役で出演。卒業後は女優の道を歩むことを決意した矢吹が、事件の根幹にかかわる重要な役どころに挑む。