JR東日本秋田支社は31日、一部区間で列車の運転を見合わせている五能線について、今後の運転再開の見通しを発表した。岩館~深浦間は12月前半の運転再開をめざす。深浦~鰺ケ沢間の運転再開時期は未定で、決まり次第、発表するとのこと。

  • 五能線は現在、岩館~鰺ケ沢間で列車の運転を見合わせている

五能線は8月に秋田・青森県内で発生した大雨で被災し、線路設備等に大きな被害が確認された岩館~鰺ケ沢間で列車の運転を見合わせている。このうち岩館~深浦間では、線路設備等の復旧が進められ、12月前半の運転再開をめざすこととなった。

深浦~鰺ケ沢間も線路設備等の復旧を鋭意進めているとのことだが、とくに被害の大きかった橋りょうの復旧作業に関して、補修の必要な橋脚の安定性を試験で確認しつつ、随時、施工計画を策定・修正・推進していくという。「運転再開時期は決まり次第、お知らせいたします」と秋田支社。五能線の運転見合わせ区間について、「代行バスおよび路線バス振替輸送をご利用いただきますようお願いいたします」としている。