JR東日本水戸支社は21日、日本三名園「偕楽園」の梅が見頃を迎える時期に合わせ、期間限定で開設している偕楽園駅について、今冬の開設から「営業キロ」を設定し、同駅を発着とする乗車券・特急券の購入方法を変更すると発表した。

  • 常磐線の特急「ひたち」「ときわ」に使用されるE657系

偕楽園駅は常磐線赤塚~水戸間にある臨時駅。下りホームのみ設置され、下り列車が停車する一方、上り列車はすべて通過する。今冬の臨時停車日は2023年2月11・12・18・19・23・25・26日、開設時間は9時10分から16時35分まで(臨時停車時間は9時17分から16時33分まで)とされ、下り特急列車・普通列車の一部が臨時停車する予定となっている。

これまで、偕楽園駅では「営業キロ」(営業線の長さを示し、運賃計算や特急料金計算などに用いるキロ数。割引条件や有効期間などもこのキロ数を使用する)が設定されていなかったため、同駅を利用する際は「偕楽園の外方(ひとつ先)の駅まで(から)」乗車券等を購入する必要があったという。

今冬の開設から、偕楽園駅にも「営業キロ」が設定されることになり、同駅まで(から)乗車券等の購入が可能に。おもな区間の普通運賃は、山手線内の駅(上野駅、東京駅、品川駅など)から偕楽園駅まで大人1,980円・こども990円、土浦駅から偕楽園駅まで大人860円・こども430円、水戸駅から偕楽園駅まで大人150円・こども70円、いわき駅から偕楽園駅まで大人1,690円・こども840円となる。

  • 偕楽園駅を利用する場合のきっぷ購入例

ただし、偕楽園駅には上りホームが設置されていないため、水戸駅や勝田駅などから行く場合、偕楽園駅までの乗車券を購入した上で、ひとつ先の赤塚駅まで上り普通列車に乗る必要がある。赤塚駅で改札口を出場せずに下り普通列車に乗って折り返し、偕楽園駅で下車する。

上野駅など山手線内の駅から特急列車で行く場合、下りは偕楽園駅までの乗車券・特急券を購入可能。上りは偕楽園駅から水戸駅まで普通列車で移動し、水戸駅から特急列車に乗ることになるため、偕楽園駅から山手線内の駅までの乗車券(水戸駅で改札口を出場しない場合)と、水戸駅から山手線内の駅までの特急券を購入する必要がある。