楽天グループは10月12日、ポイントを貯めながらおトクに健康管理ができるスマートフォンアプリ「楽天ヘルスケア」のiOS版を提供開始したことを発表した。
同アプリは、ユーザーの健康寿命の延伸とQOL(Quality of Life)の改善や医療費の適正化を目的とした無料の健康管理アプリ。
将来的には、個人の身体記録や医療関連データの管理と、処方せん医薬品受取のネット予約やオンライン服薬指導などのサービスを連携したヘルスケア関連のスーパーアプリとなることを目指しているほか、Android版の提供も予定している。
今回は、「身体活動記録」と「健康づくりインセンティブ」の機能を搭載した。「身体活動記録」に含まれるのは、歩数や移動距離、消費カロリーなどのアクティビティデータと体重や体脂肪、体脂肪率、BMIといった身体測定値。
モバイルデジタルデバイス「iPhone」標準のヘルスケアアプリやリストウェアラブルデバイス「Apple Watch」などの様々な種類のウェアラブルデバイスを通じてデータを収集する。
ユーザーは、過去の活動履歴や傾向をアプリ上にグラフで表示し、視覚的に分かりやすく振り返ることができる。今後は食事や栄養関連のデータ、血圧や血糖値、心拍数といったバイタルデータなど、記録できるデータを拡大していく予定とのこと。
「健康づくりインセンティブ」は、「身体活動記録」に連動したインセンティブ機能。1日5,000歩を目標にしたデイリーチャレンジや、1日5,000歩を3日連続や7日連続で達成する連続チャレンジなどのイベントを提供しており、チャレンジを達成すると「楽天ポイント」が当たる抽選に参加でき、ゲーム感覚で楽しく継続できるコンテンツを加えている。
さらに、エントリーの上でアプリをダウンロードし、1日5,000歩を達成すると「楽天ポイント」100ポイントが進呈されるキャンペーンも実施する。
同アプリでは2023年以降、処方せん医薬品受取のネット予約やオンライン服薬指導サービスとの連携も予定しているという。