映画『“それ”がいる森』(9月30日公開)満員御礼舞台挨拶が29日に行われ、相葉雅紀、松本穂香、上原剣心が登場した。

  • 相葉雅紀

    相葉雅紀

同作は中田秀夫監督によるオリジナルホラー。田舎町でひとり農家を営む田中淳一(相葉雅紀)は、元妻・爽子(江口のりこ)と東京で暮らす小学生の息子の一也(上原剣心)が、突然ひとりで訪ねて来たのをきっかけに、しばらく一緒に暮らすことになる。ちょうどその頃から、近くの森では不可解な怪奇現象が立て続けに発生し、淳一が住む町でも住民の不審死や失踪事件が相次いでいた。そんな矢先、淳一と一也も偶然得体の知れない“それ”を目撃してしまう。

この日は「"それ"との遭遇の心得 チェックリスト」が登場し、キャスト陣のエピソードも。「ある時間だけ記憶が欠落したことがある」「家族が"それ"を目撃したことがある」という相葉は、「うちの親父が夜寝てて気づいたら小学校の前にいたと言ってて、なんか呼ばれたっぽいということを僕が小さい頃言ってたんですよ。僕が20歳くらいの時に同じような現象があって、気づいたら近所のラーメン屋の前にいたんですよ。『あれ? 寝てたはずなのに』と。裸足なの。怖いでしょう? それ1回だけなんだよ」と語り周囲を怖がらせる。

また上原は「自分だけ周囲から浮いていると感じる」にチェックした上原に、相葉は驚くが、上原は「浮いてます」ときっぱり。「自分で言うっってことはわかるの?」と尋ねる相葉に、上原は「ギャグを言っても誰も反応してくれなかったり……」と苦笑し、相葉は「それはちょっと周りも悪いな! ちょっとくらい優しさ欲しいよな! ちなみにどんなギャグ言ったの?」と問いかける。

「モノマネで、キャラだけど名前は出して……(大丈夫なのか)」と心配する上原に、相葉は「いいよいいよ、大丈夫大丈夫! 後で(自分が)謝るから」とさらに優しい対応。「じゃあ、『ONE PIECE』の黒ひげの笑い方」とモノマネを披露した上原に対し、相葉は「かわいい! その時の周りがちょっと冷たかっただけだな! 大丈夫大丈夫!」と言葉をかけていた。