俳優の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演する、サントリー・「#素晴らしい過去になろう」プロジェクトの新CM「ボトルは資源!」編ほか2本が、11日より放送される。

  • サントリー・「#素晴らしい過去になろう」プロジェクトの新CMに出演した左から稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛

新CMでは、同社でそれぞれCMキャラクターを務める稲垣、草なぎ、香取の3人が集結。自宅のベランダで香取が、空港の入り口で稲垣がそれぞれ商品を飲んだ後、「正しく捨てれば、何度でも何度でもよみがえる」と心の中で唱えながらペットボトルの分別作業を行い、「君たちは、ゴミじゃない。資源だもんね」と語りかける。そして、がペットボトルの回収作業を行う清掃員役の草なぎが分別されたペットボトルを見て「助かるわ~」と喜びを表現する。

撮影では、稲垣と香取は飲んだ後を描くという初体験の撮影に驚きつつも、持ち前の自然体の演技と落ち着いたトーンのセリフ回しで一発OKを連発。一方の清掃員を演じる草なぎは、「すごく重要な役どころを任されました」、「2人とは心構えが違います」と自らがキーマンであることをアピールした。監督のリクエストに応えて、さまざまなニュアンスの表情やセリフを収録し、最もメッセージが伝わるベストショットを追求していた。

■稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾インタビュー

――CM撮影の感想をお聞かせください。

草なぎ:吾郎さんとちょっとだけ絡むシーンがあって、短い時間でしたが、久しぶりに一緒にお芝居できて新鮮でした。

稲垣:テレビCMといっても、状況とかはお芝居や映画、ドラマと同じだもんね。

香取:そうだよね。

草なぎ:日常の世界観でしたし、稲垣吾郎くんのおかげで、僕もすごくフラットに、自然体で演じることができたんじゃないですかね。

稲垣:途中まで、草なぎさんだと気付かなかったんですよ(笑)。

草なぎ:そんなに(笑)? じゃあ役にハマってたってことだね!

稲垣:うん。そういう役柄の役者さんがいらしたのかと思って。

草なぎ:それは役者冥利に尽きる言葉です。役に同化できているということだもんね。

稲垣:いやもう、さすがですよ。

香取:似合っています。

草なぎ:ありがとうございます。結構ブルー好きだしね。心爽やかなんで、僕。

稲垣:サントリーカラーだしね。

草なぎ:最高でしたよ。出来上がりが楽しみです。

――飲んだ後を描くという珍しい内容の撮影についてはいかがでしたか?

香取:飲んだ後の話をするCMって、なかなかないじゃないですか?

草なぎ:そうですね。

香取:おいしそうに飲んだ後、「おいしー」っていうのみカット、すっごい好きなんですよ、僕。コマーシャルを見るのが好きなので。だけど、飲んだ後から一番伝えたいことを言うCMは初めてだった。ちゃんとラベルを剥がしたり、中を洗って、キャップを外して捨てたりすることが、サステナブルな未来のためだけじゃなくて、ツヨポンが演じてたけど、清掃員の方の助けにもなるんだって。

稲垣:そうだね。

草なぎ:たくさん仕事がある中で、ちゃんと分別していただくと、その手間が軽減されますから、ゴミを捨てる時、先の人がいることを考えることも大事ですよね。今回、僕はその役を演じました。

稲垣:代表というか、全国の清掃員さんの気持ちを代弁しているよね。

草なぎ:撮影ですが、やっぱりちゃんと分別されていると、すごく気持ちいいなと思いました。

香取:ペットボトルは、ゴミじゃなくて資源なんだよね。

草なぎ:そうなんです。

香取:そのことを今回、草なぎ剛の演技が気付かせてくれました。

稲垣:僕も清掃員と思ってしまったぐらいの演技でね。

香取:ほんと、スタジオに入ってきた時、誰も気付かなかったよ(笑)。

草なぎ:昨日から役作りしてきましたから。

――それぞれサントリー商品のCMにご出演されていますが、今回は3人とも同じCMで共演することになった感想をお聞かせください。

稲垣:めちゃめちゃ楽しかったです。3人そろってというのがね! ひとり一人はお世話になってたりするんですけど、3人そろっての撮影は楽しかったです。日常生活が舞台だったので、僕たちのリアルな生活を、なんでこんなに知ってんの、という感じがして、普段どおり落ち着いて臨むことができました。そんな僕たちの自然体な姿を見ていただけたらなと思います。

――サントリーが2030年に全世界でペットボトルの100%サステナブル化を目指していることに関連して、香取さんが2030年に向けて100%成し遂げたい目標をお聞かせください。

香取:つい先日、草なぎさんのギターの「はっぴょうかい」を見に行った時、本当に刺激を受けて、ツイートもしたんですけど、もっと熱くいきたいなと思いまして。ツヨポンのギターと歌に、何かパッションを感じたというか。

草なぎ:いいね。

香取:いろんな活動ができていますが、やりたいことをもっと熱く、日々いろんなことに挑戦していきたいなと思いました。

草なぎ:ありがとうございます。そう感じていただいて。今度、2人で舞台もあるしね。

香取:その舞台では、草なぎ剛よりも良かったって、みんなに言われるように頑張ります!

草なぎ:いいですね。お互い刺激し合って。

――「素晴らしい過去になろう」というCMのメッセージにちなんで、草なぎさんがここ最近、未来を思って行動したことをお聞かせください。

草なぎ:未来を変えるのは、やっぱり今の行動ですからね。僕は元々古いものが好きなので、そういう感覚は地球に優しいんじゃないかなと。ものを大切に使ったりとか、ちょっとした考えが未来を変えていくんじゃないかなと思ってます。ちなみに、「ヤンチェ_オンテンバール」のTシャツで、余った素材で作っているTシャツがあると聞いて、サステナブルで非常にいいなと思います。

香取:ありがとう! びっくりしちゃった。急に僕のブランドの名前が出てきたから。

草なぎ:なかなか地球に優しいなと思って。それはサステナブル的なことを考えて?

香取:はい。

草なぎ:そういうみんなの、ちょっとした意識が未来を変えるんじゃないかなと思っています。

――CMをご覧になる視聴者の方にメッセージをお願いします。

香取:今回、サステナブルがテーマのテレビCMです。僕たちも普段から意識して未来を思って、ペットボトルを捨てるようにしたいと思います。皆さんもぜひ一緒に取り組んでいきましょう。

草なぎ:皆さんも、しっかりと「ボトルはゴミじゃなく、資源」ということを覚えていただいて、普段からペットボトルを正しく捨てるように意識してもらえるとうれしいです。

稲垣:3人で描く日常のサステナブルに注目していただきたいと思っています。皆さんも日常生活からボトルは資源ということを意識してもらえるとうれしいです。新しいテレビCMご期待ください。