コリアーズ・インターナショナル・ジャパンは10月4日、「働く街に関する意識調査」の結果を発表した。調査は9月14日、東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)に住む20代〜50代のビジネスパーソン601名を対象にインターネットで行われた。

  • 働く街に関する意識調査

    働く街に関する意識調査

「働きたいオフィス街」を3つ選択してもらったところ、1位「丸の内」、2位「大手町」、3位「新宿(西口)」という結果に。また、「憧れのオフィス街」についても、1位「丸の内」、2位「大手町」、3位「銀座」が上位となり、いずれも、大規模な再開発が進む東京駅周辺エリア「丸の内」「大手町」に対するビジネスパーソンの人気が伺えた。

また、「働きたい街」の4位5位には、埼玉県や西東京エリアからのアクセスが抜群の「池袋」に、丸の内エリアの一角「有楽町」がランクイン。「憧れのオフィス街」では、街としてのブランド力が高い「銀座」「六本木」が上位入りした。

さらに、現在働いている街に魅力を感じる理由、感じない理由、そして働きたいオフィス街と憧れのオフィス街を選んだ理由をそれぞれ聞いたところ、どの質問でも共通して、「交通利便性」「街の雰囲気」「飲食店(ランチ)の充実度」が上位に。特に「交通利便性」は4つの質問中3つで1番となった。

コロナ禍をきっかけにリモートワークの導入やWeb会議の活用が進んだものの、引き続き「交通利便性」は欠かせない要素であることが明らかに。同様に「街の雰囲気」や「飲食店(ランチ)の充実度」という、その街に出勤することで味わえる魅力も重要視されていることがわかった。