テックオーシャンは9月28日、オンライン世代の就活実態調査の結果を発表した。調査は7月21日〜29日、全国の理工系学生(23卒学部生・大学院生)556人を対象に行われたもの。

  • 自分の仕事選び(業界、職種)に影響している要素

まず、仕事を選ぶポイントについて聞いたところ、「大学での所属・専攻」が72.8%で最も多い結果となった。就職活動における仕事選びの軸の変化については、77.3%が「就活初期と変わらない」と回答した。

面接を受けた企業数については、21卒・22卒と比較して5社以下は減少傾向にあり、6社以上が増加し6割近くとなっている。

  • 現在までに何社の面接を受けましたか?

面接を受けた中で、選考を辞退しようと思った企業がある人は約4割。辞退しようと思った理由については、「面接官の態度・印象が悪い」が20.1%で最も多く、次いで「企業の雰囲気が合わないと感じた」が17.6%で続いた。

  • 面接を受けた中で、選考を辞退しようと思った企業はありますか?

内定は何社獲得しているかについては、「1社」が38.2%で最も多いものの、複数内定を獲得した学生は合わせて61.8%で22卒よりも7%増加。特に、6社以上の内定を獲得した学生は7.3%で約4倍増となっている。

  • 現在、内定は何社獲得していますか?

内定を辞退した理由について聞いてみると、1位「他社の方が志望度が高かった」(24.3%)、2位「給料・待遇」(17.3%)、3位「業務内容」(16.0%)という結果に。

就職先の決め手については、1位「社風、社員の雰囲気」(55.0%)、2位「給料・待遇が良い」(37.9%)、3位「仕事にやりがいを感じられそうだから」(36.0%)となっている。

  • 就職先に就職しようと決めた決め手