アッテルは9月14日、「適性検査に関する調査」の結果を発表した。同調査は8月29日~30日、就職活動で適性検査を受けたことがある社会人300人を対象に、インターネットで実施した。

  • 適性検査の性格診断で自分を良く見せようとしたことはありますか

適性検査の性格診断で自分を良く見せようとしたことはあるか尋ねたところ、60.3%が「はい」と回答した。

自分を良く見せようとした理由について聞くと、「受かりたかったから」(74.6%)が最も多く、「企業の求める人材に近づけるため」(47.5%)が続いた。

  • 自分をよく見せようとした理由は何ですか

自分を良く見せようとした質問内容について尋ねると、最も多いのが「人と話すのが好き」などコミュニケーション能力に関する質問(27.3%)だった。続いて「落ち込みやすい」「イライラしやすい」などストレス耐性に関する質問(20.7%)、「粘り強い性格である」など忍耐力に関する質問(19.0%)、「人を率いていきたいと思う」などリーダーシップに関する質問(13.0%)と続いている。

  • 自分をよく見せようとした質問は、どのような質問ですか

適性検査に正直に答えないことで、どんな不安があるか尋ねたところ、47.3%が「入社してから会社が合わない可能性がある」と答えた。27.7%は「自分の嘘がばれるかもしれない」、19.3%は「落ちるかもしれない」と答えている。

  • 適性検査に正直に答えないことで、どんな不安がありますか

ごまかす必要のない適性検査を受けて、自分に合った会社に入りたいか聞くと、80.3%が「はい」と回答した。自分を良く見せようとした人も、試験後にさまざまな不安が残るため、多くの人が、本当は適切な適性検査を受けて自分に合った会社への入社を希望していることもわかった。

  • ごまかす必要のない適性検査を受けて、自分に合った会社に入りたいですか