令和元年デビューから3周年を迎えたハロー! プロジェクトの12人組アイドルグループ・BEYOOOOONDS。今年、初の単独ツアーを敢行し、4月には初の日本武道館単独公演を開催、そして9月28日に2ndアルバム『BEYOOOOO2NDS』をリリースし、同アルバムを引っ提げ秋ツアーもスタートさせた。デビュー直後にコロナ禍に直面し、ライブ活動ができない状況が続いたが、その時期を経て今、精力的に活動している。デビューからここまでの歩みをメンバーはどのように感じ、そしてこの先をどのように見据えているのか、前田こころ、島倉りか、小林萌花に話を聞いた。

  • BEYOOOOONDSの前田こころ、島倉りか、小林萌花(左から) 撮影:仲西マティアス

――2018年10月の結成から4年、2019年8月のデビューから3年経ちましたが、振り返ってみていかがですか?

前田:長いようで短いような、気持ち的にどっちもあるのですが、BEYOOOOONDSのメンバーと過ごしていて、日々みんなのことが好きになるんです。それくらいみんな優しくて愛があふれているメンバーで、スタッフさんも愛が大きいなと感じていて、そういうチームだからこそ素敵なものを作れているのではないかなって、3周年を迎えて改めて感じています。

――どういう瞬間に好きだなって感じるのでしょうか。

前田:常に、リハーサルとかしていても、本当に優しいなって。「ありがとう」が飛び交う空間なんです。

小林:仲のいい夫婦みたいな(笑)

前田:わかる! この3、4年一緒にいて、「ありがとう」とか「LOVE」みたいなものを素直に伝えられることがすごくいいなって。

――年数を重ねてその愛や絆は増している感じでしょうか。

前田:どんどん増しています!

小林:愛をみんなで育んでいるイメージです。最初は一人ひとり違ったけど、一緒に過ごしていく中でみんながみんな愛を与え合うように。顔が似てくるじゃないですけど、そんな感じがしています。

前田:雰囲気似てきているよね!

島倉:私もこの3年、長いようで短いと感じますが、すごく昔からBEYOOOOONDSだったような感覚になって、そう考えると3年って短いなと。この3年、楽しいこともピンチなこともありましたが、BEYOOOOONDSの温かくてお互いを思いやる関係が崩れることは一度もなく、本当に仲がよくて、そういう関係が作れていることが奇跡的だなと思います。私は誰かを褒めたり褒められることが苦手でできなかったのですが、今は自然とできていて、BEYOOOOONDSの環境の中にいるからこそいい方向に成長できたなと思います。ファンの方も本当に優しい方ばかりで、BEYOOOOONDSの優しい雰囲気がファンの方にも広がっている感じがして、優しいファンの方には常に感謝の気持ちでいっぱいです。

小林:私も3年って聞くと短く感じて、5年も6年も過ごしてきた気分です。でも、ギュッとなりすぎていて記憶が曖昧なので、これからはもっとみんなとの思い出を大切にしていきたいなと思いますし、大きなステージをBEYOOOOONDSで踏んでいけたらいいなと思っています。