三井住友海上火災保険は9月14日、「スマホ、パソコンのサイバーセキュリティ等に関する調査」の結果を発表した。調査は6月3日〜4日、20代~60代の男女1,000名を対象にインターネットで行われた。

  • スマホ、パソコンにおける実際の被害

    スマホ、パソコンにおける実際の被害

サイバーセキュリティの認知度は、5割弱。特に、20代(32.7%)や30代(36.6%)で低い傾向に。

そこで、プライベート使用のスマホ、パソコンにおける実際の被害について聞くと、「メールやSMS等を使った脅迫・詐欺の金銭要求」(6.3%)、「クレジットカード情報の不正利用」(5.7%)、「偽警告によるインターネット詐欺」(5.7%)、「ネット上の誹謗・中傷・デマ」(4.9%)が上位に。また、「フィッシングによる個人情報等の搾取」の被害を経験した人も3.6%いることがわかった。

  • プライベート使用のスマホ、パソコンのサイバーセキュリティ対策について

    プライベート使用のスマホ、パソコンのサイバーセキュリティ対策について

次に、プライベート使用のスマホ、パソコンのサイバーセキュリティ対策について聞いたところ、全体の約7割が「実施している」と回答。その割合は年代が上がるに連れ高くなる傾向にあり、60代では8割を超えたものの、30代で65.6%、20代では58.5%という結果に。

具体的な対策としては、「セキュリティソフト・システムの導入」が最も多く35.9%。次いで「ソフトウェアの定期的な更新」(32.5%)、「セキュリティアプリを導入している」(27.5%)と続いた。