24時間テレビの募金額ランキング! 歴代1位はどのメインパーソナリティーの放送年?

24時間テレビは、1978年(昭和53年)に日本テレビ系で第1回が放送され、現在もなお放送が続く長寿番組です。2022年(令和4年)は8月27日(土)・28日(日)に両国国技館から放送され、これが45回目の放送となりました。

そこで今回、24時間テレビに「メインパーソナリティー」が登場した2003年(平成15年)以降における歴代の募金額をランキング形式にまとめました。2022年の生放送終了時点で発表された募金額もご紹介します。

果たして募金額の歴代第1位は、どのメインパーソナリティーの放送年だったのでしょうか。

• 24時間テレビの募金額ランキング! 1位はどの歴代メインパーソナリティーの放送年?

2022年(第45回)の生放送終了時点での募金額は?

2022年(第45回)の24時間テレビは、8月27日(土)・28日(日)に放送。放送終了時点に発表された募金額は、3億1,819万4,209円でした。

2022年のメインパーソナリティーを務めたのは、YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」のメンバーである二宮和也さん、中丸雄一さん、山田涼介さん、菊池風磨さんの4人。

今回が6回目のメインパーソナリティーとなる二宮さんと、メンバーたちの息の合った司会で番組は大盛況のうちに終了しました。

24時間テレビの募金額ランキング!

ここからは、24時間テレビに「メインパーソナリティー」が登場した2003年(平成15年)以降における、歴代の募金額をランキングにしてご紹介します。また、マイナビニュース会員へのアンケート「印象に残っているメインパーソナリティーは?」に寄せられたコメントも紹介します。

1位 2011年(第34回)【募金額: 19億8,641万4,252円】
2位 2019年(第42回)【募金額: 15億5,015万8,595円】
3位 2013年(第36回)【募金額: 15億4,522万6,444円】
4位 2012年(第35回)【募金額: 11億6,847万1,704円】
5位 2008年(第31回)【募金額: 10億8,366万6,922円】
6位 2007年(第30回)【募金額: 10億1,544万2,574円】
7位 2005年(第28回)【募金額: 10億34万6,999円】
8位 2010年(第33回)【募金額: 9億7,402万8,568円】
9位 2009年(第32回)【募金額: 9億5,108万1,316円】
10位 2006年(第29回)【募金額: 9億4,068万2,462円】
11位 2014年(第37回)【募金額: 9億3,695万5,640円】
12位 2018年(第41回)【募金額: 8億9,376万7,362円】
13位 2016年(第39回)【募金額: 8億8,748万2,001円】
14位 2021年(第44回)【募金額: 8億8,621万4,435円】
15位 2020年(第43回)【募金額: 8億6,626万9,827円】
16位 2015年(第38回)【募金額: 8億5,672万8,209円】
17位 2003年(第26回)【募金額: 7億7,663万8,125円】
18位 2004年(第27回)【募金額: 7億1,904万5,124円】

1位 2011年(第34回) 【募金額: 19億8,641万4,252円】

1位は、2011年の募金額「19億8,641万4,252円」。

2011年のメインパーソナリティーは、関ジャニ∞の横山裕さん、渋谷すばるさん、村上信五さん、丸山隆平さん、安田章大さん、錦戸亮さん、大倉忠義さんの7人が務めました。

この年の24時間テレビは東日本大震災の年に放送されたということもあってか、チャリティー番組として例年以上の注目を集め、募金額も高額に。現在でも最も多い募金額となっています。

ユーザーコメント

・「やはり東日本大震災があった年の開催ですから、チャリティーの本当の意味と意義を問われた年だと思うので印象に残っています」(62歳男性)
・「関ジャニ∞が24時間テレビのパーソナリティーをするのが長年の夢だったから。その夢が叶ったから印象深い」(46歳女性)
・「トークが面白かったので」(43歳男性)

2位 2019年(第42回)【募金額: 15億5,015万8,595円】

2位は、2019年の募金額「15億5,015万8,595円」。

2019年のメインパーソナリティーは、嵐の大野智さん、二宮和也さん、櫻井翔さん、相葉雅紀さん、松本潤さんの5人が務めました。嵐がメインパーソナリティーを担当するのは、6年ぶり5度目。

この年の1月には嵐が2020年で活動休止すると発表され、24時間テレビに5人そろって出演するのもこれが最後ではと注目を集めた年でした。そのような状況も募金額に反映されているのかもしれません。

ユーザーコメント

・「最後かもしれない嵐のメンバー揃ってのパーソナリティーで、様々なお話が聞けたので」(40歳女性)
・「嵐5人それぞれが、障がい者のみなさんが取り組んでいるスポーツなどを応援するなどのロケが、とても印象的だったし、司会進行等もよかったので」(60歳男性)
・「嵐のメンバー同士の手紙が良かったです」(53歳男性)

3位 2013年(第36回)【募金額: 15億4,522万6,444円】

3位 は、2013年の募金額「15億4,522万6,444円」。

2013年も、嵐の大野智さん、二宮和也さん、櫻井翔さん、相葉雅紀さん、松本潤さんの5人がメインパーソナリティーを務めました。嵐がメインパーソナリティーを担当するのは、この年が4度目でした。

2013年は日本テレビ開局60周年という節目の年にあたり、メインパーソナリティーも2年連続で嵐が担当。すでに国民的人気を得ていた嵐の出演に、大きな注目が集まりました。

ユーザーコメント

・「嵐のファンなのでワクワクした」(59歳女性)
・「皆が仲良さそうだった」(36歳女性)
・「ちょうど子供が5才の頃。嵐に夢中でとても喜んで見ていた。内容までは覚えていないが楽しい記憶」(40歳女性)

4位 2012年(第35回)【募金額: 11億6,847万1,704円】

4位は、 2012年の募金額「11億6,847万1,704円」。

2012年も、メインパーソナリティーは、嵐の大野智さん、二宮和也さん、櫻井翔さん、相葉雅紀さん、松本潤さんの5人が務めました。嵐がメインパーソナリティーを担当するのは、この年が3度目。

2012年は東日本大震災の翌年ということもあり、24時間テレビも被災地に寄り添った内容となりました。

ユーザーコメント

・「3回目の24時間で嵐も安定した司会だったから」(56歳女性)
・「嵐の人気がすごかったのがよかった」(55歳女性)
・「この時の番組内容が印象に残っているから」(52歳男性)

5位 2008年(第31回)【募金額: 10億8,366万6,922円】

5位は、2008年の募金額「10億8,366万6,922円」。

2008年のメインパーソナリティーも、嵐の大野智さん、二宮和也さん、櫻井翔さん、相葉雅紀さん、松本潤さんの5人が務めました。嵐がメインパーソナリティーを担当するのは、初めて担当した2004年以降、4年ぶり2度目。

番組では、二宮さんからメンバー一人一人に向けた手紙の朗読も話題になりました。

ユーザーコメント

・「仲がよく印象的でした」(43歳女性)
・「盛り上がって面白かったから」(39歳女性)

6位 2007年(第30回)【募金額: 10億1,544万2,574円】

6位 は、2007年の募金額「10億1,544万2,574円」。

2007年のメインパーソナリティーは、タッキー&翼の滝沢秀明さん、今井翼さんの2人が務めました。この年は24時間テレビ30回目という記念すべき放送となっており、タッキー＆翼による新曲が初披露され、滝沢さんはスペシャルドラマにも出演しました。

ユーザーコメント

・「2人が一番好きだったから」(41歳女性)
・「タッキーのファンでした」(30歳女性)

7位 2005年(第28回)【募金額: 10億34万6,999円】

7位は、2005年の募金額「10億34万6,999円」。

2005年のメインパーソナリティーは、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの2人が務めました。SMAPの中でもとくに仲がよいとされる2人の共演。番組放送中には、中居正広さん、木村拓哉さん、稲垣吾郎さんも会場に駆けつけてスペシャルライブを行い、大きな盛り上がりを見せました。

この24時間テレビ2005年の放送に関しては、マイナビニュース会員からも多くのコメントが寄せられ、注目を集めた放送だったことを伺い知ることができます。

ユーザーコメント

・「珍しくSMAPのメンバーが出演するので気になって観ました。2人のコンビネーションが良くて好きでした」(33歳女性)
・「SMAP全員の出演TVはよく見ていたけれど草なぎ・香取の2人がメインでパーソナリティーを務めるのを見たのが初めてで、思っていたよりも進行が上手で感心したのを覚えている」(79歳男性)
・「やはりスマップ世代なので草なぎさんと香取さんのはしっかり観ていたのを覚えていますね」(50歳男性)

8位 2010年(第33回)【募金額: 9億7,402万8,568円】

8位は、2010年の募金額「9億7,402万8,568円」。

2010年のメインパーソナリティーは、TOKIOの城島茂さん、山口達也さん、国分太一さん、松岡昌宏さん、長瀬智也さんの5人が務めました。TOKIOがメインパーソナリティーを担当するのは、24時間テレビに「メインパーソナリティー」が初めて登場した2003年に続き、2度目でした。

番組中のスペシャルドラマには長瀬智也さんも出演しました。

ユーザーコメント

・「メンバーの人当たりの良さが番組を和ませる」(66歳男性)
・「大好きなグループだったからです」(45歳男性)
・「メンバーの一体感が一番好きなところ」(38歳男性)

9位 2009年(第32回)【募金額: 9億5,108万1,316円】

9位は、2009年の募金額「9億5,108万1,316円」。

2009年のメインパーソナリティーは、NEWSの山下智久さん、小山慶一郎さん、加藤シゲアキさん、錦戸亮さん、増田貴久さん、手越祐也さんの6人が務めました。

6人がメインパーソナリティーを務めるのはこの年が初めてで、会場は東京ビッグサイトでした。

10位 2006年(第29回)【募金額: 9億4,068万2,462円】

10位は、2006年の募金額「9億4,068万2,462円」。

2006年のメインパーソナリティーは、KAT-TUNの亀梨和也さん、赤西仁さん、田口淳之介さん、田中聖さん、上田竜也さん、中丸雄一さんの6人が務めました。

6人にとって初めての24時間テレビメインパーソナリティー。中丸さんとスタジオジブリのコラボレーションで生まれたチャリTシャツも話題になりました。

11位 2014年(第37回)【募金額: 9億3,695万5,640円】

11位は、2014年の募金額「9億3,695万5,640円」。

2014年のメインパーソナリティーは、関ジャニ∞の横山裕さん、渋谷すばるさん、村上信五さん、丸山隆平さん、安田章大さん、錦戸亮さん、大倉忠義さんの7人でした。

関ジャニ∞がメインパーソナリティーを担当するのは、2011年以来2度目。チャリティーマラソンは「43歳の奇跡」と題して、TOKIOの城島茂さんが走りました。

ユーザーコメント

・「もともと関ジャニのキャラクターが好きであったことから、毎年放送される同番組でも記憶に残っている」(71歳男性)

12位 2018年(第41回)【募金額: 8億9,376万7,362円】

12位は、2018年の募金額「8億9,376万7,362円」。

2018年のメインパーソナリティーは、Sexy Zoneの中島健人さん、菊池風磨さん、佐藤勝利さん、松島聡さん、マリウス葉さんの5人でした。

グループはこの年が初めての就任で、就任についてはサプライズでメンバーへ伝えられ、その模様も放送されました。平均年齢20.6歳というフレッシュさあふれる司会も話題になりました。

ユーザーコメント

・「みやぞんがトライアスロンをやった年で印象的」(59歳男性)

13位 2016年(第39回)【募金額: 8億8,748万2,001円】

13位は、2016年の募金額「8億8,748万2,001円」。

2016年のメインパーソナリティーは、NEWSの小山慶一郎さん、加藤シゲアキさん、増田貴久さん、手越祐也さんの4人でした。

チャリティーランナーは林家たい平さんが「笑点」メンバーとして初めて挑戦。時間内に完走しました。

14位 2021年(第44回)【募金額: 8億8,621万4,435円】

14位は、2021年の募金額「8億8,621万4,435円」。

2021年のメインパーソナリティーは、King & Princeの平野紫耀さん、永瀬廉さん、髙橋海人さん、岸優太さん、神宮司勇太さんの5人が務めました。

番組では、歌手のMISIAさんらが24時間テレビのために制作したというチャリティーソング「歌を歌おう」が初披露されました。

ユーザーコメント

・「コロナ禍の外出制限などで人との交流が厳しい中で、ゆっくりテレビにかじりつき、障がい等にも負けず頑張る人々の心に強く感動を覚え、自然と涙した記憶がよみがえったから」(62歳男性)
・「永瀬廉君の小児がんと闘っている子供との触れ合いに涙が止まりませんでした」(52歳女性)

15位 2020年(第43回)【募金額: 8億6,626万9,827円】

15位は、2020年の募金額「8億6,626万9,827円」。

2020年のメインパーソナリティーは、井ノ原快彦さん、増田貴久さん、北山宏光さん、重岡大毅さん、岸優太さんの5人が務めました。この5人は、今回の24時間テレビのために特別に選出されたメンバーです。

コロナ禍での24時間テレビということで、恒例のチャリティーマラソンは「募金ラン」として実施。1周5キロのコースを周回するごとに、自ら10万円を募金するというスタイルでした。

ユーザーコメント

・「世代やグループを越えての数人が一緒にやったパーソナリティーだったから」(36歳女性)
・「志村けんさんが亡くなった年で、24時間テレビで“誰も知らない志村けん”をドラマ化したから」(63歳男性)

16位 2015年(第38回)【募金額: 8億5,672万8,209円】

16位は、2015年の募金額「8億5,672万8,209円」。

2015年のメインパーソナリティーを務めたのは、V6の坂本昌行さん、長野博さん、井ノ原快彦さん、森田剛さん、三宅健さん、岡田准一さん、Hey! Say! JUMPの山田涼介さん、知念侑李さん、中島裕翔さん、岡本圭人さん、有岡大貴さん、髙木雄也さん、伊野尾慧さん、八乙女光さん、薮宏太さんの15人です。

この年のチャリＴシャツは、メインパーソナリティーが各地に出向いて集めたという、アーティストやアスリートなど15人のイラストがデザインされたものでした。

17位 2003年(第26回)【募金額: 7億7,663万8,125円】

17位は、2003年の募金額「7億7,663万8,125円」。

「メインパーソナリティー」が初めて登場した2003年のメインパーソナリティーは、TOKIOの城島茂さん、山口達也さん、国分太一さん、松岡昌宏さん、長瀬智也さんの5人でした。

チャリティーマラソンは山田花子さんが務めました。24時間テレビの放送終了後ではありましたが、110キロを完走し、感動を与えました。

18位 2004年(第27回)【募金額: 7億1,904万5,124円】

18位は、2004年の募金額「7億1,904万5,124円」。

2004年のメインパーソナリティーは、嵐の大野智さん、二宮和也さん、櫻井翔さん、相葉雅紀さん、松本潤さんの5人が務めました。

この年の24時間テレビチャリＴシャツは、大野さんがデザインを担当。大野さんはその後、2019年にもチャリＴシャツのデザインをしています。

ユーザーコメント

・「相葉くんが手紙を読んだ時、泣いた」(51歳男性)
・「まだ嵐が若かった頃の初々しく頑張ってる姿が印象的だった」(57歳男性)

24時間テレビの募金額1位は2011年の「19億8,641万4,252円」

今回は、24時間テレビの歴代募金額を多い順にランキングでご紹介。番組に「メインパーソナリティー」が登場した2003年(平成15年)以降の放送からピックアップしてきました。

1位となったのは2011年(第34回)の募金額「19億8,641万4,252円」で、メインパーソナリティーは関ジャニ∞。東日本大震災が起きた年の放送ということで、とくに募金への関心度が高かったことが伺えます。

両国国技館をメイン会場として放送された2022年の24時間テレビは、3年ぶりに観客を動員しての放送となりました。昨年2021年に続き、対面募金は行われませんでしたが、キャッシュレス募金の呼びかけをはじめ、募金に協力した人が出演タレントと電話で話せる「感謝の生電話」といった新たな試みも印象的でした。

2021年分までの44年間の募金総額は414億5,036万6,036円(2021年10月19日時点)。これらの寄付金は、福祉車両贈呈や環境保護活動支援、自然災害支援などに使われるそうです。

年によって、メインパーソナリティーも番組のテーマも変わる24時間テレビ。今後もどんな形で感動を届けてくれるのか、楽しみですね。

調査時期::2022年9月4日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計508人(男性: 398人、女性: 110人)
調査方法:インターネットログイン式アンケート