WOWOWで10月7日からスタートする池田エライザ主演の連続ドラマ『DORONJO/ドロンジョ』のオールキャストが明らかになった。

  • 古田新太(上段)、下段左から、近藤芳正、霧島れいか、平山祐介、高橋和也

本作は発表から45年を経た今もなお多くの人々に愛される国民的アニメ『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』が原作。池田エライザ演じる主人公・泥川七音 (どろかわなお)が「ドロンジョと」して悪に手を染めることになるまでの知られざる過去や、その壮絶な生きざまを描いたダークエンターテイメント。脚本は喜安浩平ほか、 監督は内藤瑛亮、横尾初喜。

これまでに主演の池田をはじめ、ヤッターマン2号・聖川愛花に山崎紘菜、ヤッターマン1号・高岩田ガンに金子大地、のちにボヤッキーとなる飛悟(ひゅーご)に矢本悠馬、同じくのちのトンズラー・匠苑(しょーん)に一ノ瀬ワタル、ドラマオリジナルのキーパーソン・瑛磨(えーす)に田中俊介がそれぞれ決定している。

今回、明らかにされたのは古田新太、高橋和也、平山祐介、霧島れいか、近藤芳正の5人。古田が演じる軍沢(ぐんさわ)は、七音が左脚を失う原因となった事件の捜査を担当する刑事。高橋が演じるのは愛花の父である大手財閥の社長・聖川誠一郎。平山は七音の伯父で育ての親でもある泥川正治。霧島は音の実母で正治の姉・躑躅我鸞(つつじがの・らん)。そして近藤は七音の実父で鸞の夫・躑躅我詩音(つつじがの・しおん)。

古田は「タイムボカンシリーズ直撃世代であります。『ヤットデタマン』あたりまで見てました。しかしながら『ヤッターマン』には特別な思いがありますね。ガンちゃんたちには悪いですが、やっぱりドロンボーです。この作品に参加できて本当にうれしいです。実は好きすぎて、テーマ曲を作っていた山本まさゆき先生にウチの劇団の芝居のテーマ曲を作っていただきました」とコメント。

高橋は「僕らの世代の人たちは子供の頃、タツノコプロのアニメで育ったと言っても過言ではないだろう。中でもタイムボカンシリーズは欠かすことのできない大人気アニメであった。キャラクターの個性が番組の人気の秘密でもあった。ボヤッキー、トンズラー、そしてドロンジョ。この3人が繰り広げるちょっとおマヌケな活躍をいつも楽しみにしていた。ドロンジョ役の小原乃梨子さんはのび太くんの声でもおなじみだった。あの声こそ今でも忘れることのないドロンジョのイメージなのだ。だから実写版を作ると聞いて思わずニヤリとしてしまった。ところが台本を読んで驚いた!『え! ドロンジョってこんな過去があったの!?』僕はますますドロンジョに惹かれていった。ちなみに僕の役はアイちゃんのパパなんだけどね(笑)」と出演の感想を語った。