アイドルグループ・Snow Manのラウールが3日、さいたまスーパーアリーナで行われたファッションイベント「第35回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER」(TGC)に8回連続の出演を果たした。

  • Snow Manのラウール

これまでのTGCステージで唯一無二の世界観を創造してきたラウールは、今回は“新たな自分”を表現するため、世界的ブランド「Yohji Yamamoto POUR HOMME」とコラボ。この日のために作られたショーピースを着用し、8回目の舞台に臨んだ。

ランウェイに使用された楽曲は、デザイナーである山本耀司氏によるもの。新規で録り下ろした自身の楽曲『ガラスの時代』を、今の時代に歌詞を編集した特別バージョンとなる。ラウールは楽曲をじっくりと聞きながら、ゆっくり一歩ずつラウールを歩く。ランウェイトップに差し掛かる手前、歌詞に合わせて苦悩する表情を浮かべるなどのパフォーマンスを行った。

通常はランウェイトップに立った後、来た道を引き返すが、ラウールはランウェイトップから観客席に降り、そのまま退場する演出。8回目となるTGCも、観客は圧倒されるばかりだった。

TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは「GOING MY RUNWAY」。「“わたしらしく”過ごすことが尊重されるカラフルな時代に、多様性を受け入れながらも“わたしらしく”輝く人をTGCは応援したい」という思いが込められている。

撮影:蔦野裕