Emma Sleep Japanは8月30日、「睡眠の質と睡眠ノウハウに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は8月8日~10日、全国の20~59歳の男女1,065人を対象にインターネットで実施した。

  • 理想の睡眠時間

理想の睡眠時間を尋ねたところ、「7時間以上~8時間未満」(38.9%)が最も多く、「6時間以上~7時間未満」(25.5%)が続いた。しかし、実際の睡眠時間について聞くと、「6時間以上~7時間未満」(33.1%)が最も多く、実際は理想の睡眠時間を確保できていない人が多くいることがわかった。

睡眠の質で感じている悩みについて尋ねたところ、約9割が睡眠の質に関して何らかの悩みをかかえていることがわかった。具体的な悩みとしては、「寝ても疲れが取れない」(44.5%)、「途中で目が覚める」(42.8%)、「すっきり起きられない」(36.6%)が上位に並んだ。

  • 睡眠の質で感じている悩み

睡眠の質を下げている原因について聞くと、最も多い回答は「ストレス」(44.7%)で、「加齢」(25.3%)、「運動不足」(22.6%)と続いた。「寝具が自分に合っていない」という回答も18.3%見られた。

  • 睡眠の質を下げている原因

自身にとって質の良い睡眠とは何か尋ねると、「すっきり起きられる」(66.8%)、「起きた時疲れが残ってない」(65.7%)、「途中で目が覚めない」(49.0%)がTOP3だった。

睡眠の質を上げると言われる方法について、知っているものを尋ねたところ、最も多い回答は「スマホやパソコンは寝る前に見ない」(60.6%)だった。2位は「お風呂にゆっくりつかる」(51.5%)、3位は「ストレスをため込みすぎない」(49.6%)となっている。

  • 睡眠の質を上げると言われる方法について、知っているもの

睡眠の質を上げる方法で実践しているものを聞くと、25.2%が「行っているものはない」と答えた。

睡眠の質が下がるとわかっていても、ついやってしまうことを尋ねると、74.6%が「寝る直前までスマホやパソコンを見ている」と答えた。

  • 睡眠の質が下がるとわかっていても、ついやってしまうこと

寝具や照明など、睡眠に直接関係するアイテムを睡眠の質改善のために買い替えたことがあるか聞くと、48.4%は「買い替えたことはない」と答えた。買い替えたことがあるアイテムで最も多いものは、「枕」(40.4%)だった。

睡眠の質改善のために、寝具や照明関連を買い替えた理由は、「手軽に睡眠の質を改善したいから」(56.2%)が最多だった。