昨年4月に開設したTikTokとInstagramが注目を浴び、同年末に芸能事務所・フラームに所属した新人・片岡凜(18)が、本日26日放送のTBS系金曜ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(毎週金曜22:00~)の第7話でドラマデビューを果たす。
片岡は女優への憧れからSNSを開設し、日常生活を中心に発信。美少女ぶりが注目を集め、芸能界デビューにつながった。今年2月にシンガーソングライター・優里のミュージックビデオで女優デビュー。そして、有村架純と中村倫也がW主演を務める『石子と羽男』でドラマ初出演。本作で演じるのは、繁華街に集まる少年少女の一人・川瀬ひなで、幼い頃に両親が他界し、そのショックと大人への不信感から心を閉ざして生きてきた16歳だ。
片岡にインタビューし、本作での役作りや、女優に憧れを抱いたきっかけや今後の目標、最近ハマっていることなど話を聞いた。
――ひなを演じる際に意識したことを教えてください。
日常の中の動作、癖が私とは違い、例えば私は普段、姿勢をよくしたり足を開かないようにしていますが、ひなは常識や気品とは全く無縁の子なので、私の癖を取り除いてひなに合わせるように意識しました。
――特に意識したポイントは?
足を常に開くようにしました。あと、イライラすると親指の爪を噛む癖をひなに合わせて考えていたので、何かあるとその癖をするようにしていました。
――セリフがあるお芝居は今回が初めてとのことですが、戸惑いはなかったですか?
外見を含め私とひなは正反対と思う方も多いと思いますが、心の中は似ているものが多かったので、すんなり役作りできて戸惑いはなかったです。
――似ている部分とは?
反骨精神や、人と同じになりたくない、人と違っていたいという思いなど、似ている部分も多いと思いました。
――人と違っていたいというのは子供の頃からですか?
小学校くらいからずっと思っていました。どうしてそうなったのかわかりませんが、私は友達があまり多くなくて、学校でもわりと1人で、ほかの人とは違うのだと思って距離を置いていたような気がします。
――あえて友達を作らなかったのでしょうか。
そういうわけではなかったですが、無理に誰かに合わせて苦しくなるよりは、いつか自分が本当に楽しめる、いいなと思える人が現れるのであれば、今無理して友達を作らなくてもいいかなと思っていました。
――ピンクの髪は制作サイドからの提案ですか?
監督がピンクを提案してくださいました。ブリーチも髪を染めるのも今回初めてでしたが、役作りの大事な要素の一つになりました。最初見たときは普段の黒髪とのギャップにびっくりしましたが、気に入りました!
――自分とは違う人になれるという女優さんの楽しさを感じましたか?
外見も中身も普段の自分と全然違う人になれるというのは、すごく魅力があるなと感じました。