JR東日本仙台支社・新潟支社は、8月3日に発生した大雨の影響で不通となっている磐越西線の一部区間について、設備確認が完了した山都~野沢間で8月25日から一部列車による運転を再開すると発表した。

  • GV-E400系で運転される磐越西線の普通列車(2020年撮影)

磐越西線は8月3日の大雨で喜多方~山都間の濁川橋りょうが倒壊。喜多方~野沢間で8月10日から代行バス運転を実施し、会津若松~喜多方間と野沢~新津間で折返し運転を行っている。8月25日以降、野沢~新津間で折返し運転を行う列車のうち、1日1往復の運転区間を山都~新津間に延長。新津駅11時34分発の上り野沢行を山都行に、野沢駅15時23分発の下り新津行を山都発(同駅15時3分発)にそれぞれ変更する。

代行バスは引き続き喜多方~野沢間で運行。利便性向上のため、8月25日から下り代行バスの増便を行う。喜多方駅8時10分発・18時20分発の下り2便(ともに野沢行)を新たに運行し、いずれも喜多方駅で会津若松方面からの列車と接続を図る。現行の野沢駅7時13分発の便は時刻を変更し、同駅7時0分発に繰り上げる。