JR東海は18日、お盆期間(2022年8月10~18日)における新幹線・在来線特急列車の利用状況を発表した。7月から新型車両HC85系を導入した高山本線経由の特急「ひだ」に関して、コロナ禍前の2018年を上回る利用状況となった。
新型車両HC85系は7月1日に特急「ひだ」で営業運転を開始。8月1日からHC85系を使用する列車の本数を増やし、現在は下り「ひだ1・15・17号」、上り「ひだ2・4・10号」の上下各3本をHC85系で運転している。HC85系の導入にともない、既存のキハ85系は置換えを予定している。
JR東海は今回、お盆期間の高山本線(美濃太田~下呂間)における特急「ひだ」の輸送量を1万8,000人、前年比346%・2018年比103%と発表。新型車両を導入した効果もあってか、前年の輸送量を大幅に上回っただけでなく、コロナ禍前の2018年も上回る結果となった。