不動産のセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(運営:スタイルアクト)は8月10日、「第58回マンション購入検討者の定例意識調査」の結果を発表した。調査期間は2022年07月15~19日、調査対象は「住まいサーフィン」登録会員のうち直近3カ月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある人、有効回答は233人。

  • 価格意向

物件価格について聞くと、「購入を諦めるほど高い」「購入をためらうほど高い」と答えた割合は全体で69.1%、東京23区検討者で80.2%に達した。

1年後の価格変化については、「下がる」と答えた割合は7.3%にとどまったのに対し、66.1%がさらに「上がる」と回答。「今後も価格は下がらず高値が続く」と予想している人が多いことが浮き彫りになった。

購入意欲については、「増している」が半数超の52.8%(前回2022年4月18.4%)と、2020年7月(47.9%)以来の高水準を記録した。他方、「以前から変わらない」は36.1%、「減った」は11.2%となった。

同調査では、「価格が高いと感じつつも当面この価格が続くと考え、購入意欲は未だ高い傾向にある」と分析している。