ジブラルタ生命保険は8月8日、「教員の意識に関する調査2022」の結果を発表した。同調査は6月9日~19日の期間、20歳~69歳の教員(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)2,000名(男性1,000名 女性1,000名)を対象に、インターネットで実施した。

  • 教師をしていて経験したことがあるもの・行ったことがあるもの

教員あるあるとして、教師をしていて経験したことがあるもの・行ったことがあるものを尋ねたところ、「夏休みがあっていいねと言われる」(47.2%)が最も多かった。次いで、「児童・生徒の珍回答に笑ってしまう」(44.9%)、「字を見ただけでどの児童・生徒かわかる」(41.6%)、「校区では慎重に行動する」(40.8%)、「大切なプリントを配り忘れて焦る」(33.0%)、「スーツでもスニーカーを履く」(31.2%)、「声が大きいと言われる」(29.4%)となった。

10位以降には、「学園ドラマにツッコミを入れる」(21.9%)、「授業を忘れていて児童・生徒が職員室に呼びに来る」(19.3%)、「学校行事で児童・生徒より張りきる」(14.1%)、「オンライン授業で失敗をする」(8.0%)などの回答もあった。

少数回答としては、「食べるスピードが速い」「生徒の前でも早食いを抑制できない」「生徒に廊下を走るなと言っているのに、授業に忘れ物をして自分が廊下を走る」「国語の教師なのに漢字を度忘れして、授業中になんのためらいもなく生徒に漢字を聞く」などもあった。

女性では「字を見ただけでどの児童・生徒かわかる」(55.2%)が、男性(28.0%)と比べて27.2ポイント高かった。年代別に見ると、20代では「スーツでもスニーカーを履く」(42.8%)が他の年代と比べて特に高くなっている。