ハルメクホールディングスは8月1日、「シニアの『推し』に関する実態調査」の結果を発表した。調査は6 月 21 日~24 日、50~84 歳の全国の女性559 名を対象に、WEB アンケート方式にて行われた。

  • 推しのタイプ

    推しのタイプ

調査によると、シニア女性の「推し」の認知度は83.3%。また、現在「推し」がいるシニア女性は35.2%。自分の推しのタイプを教えてもらったところ、「一目惚れ推し」(29.4%)や、才能やスキルに魅かれる「異才惚れ推し」(26.4%)が突出して多く、次いで、1人・1グループなどを長い期間応援する「ロング推し」(10.2%)、「親目線推し」(7.1%)と続いた。

  • 推しにお金を使っている人の割合

    推しにお金を使っている人の割合

続いて、「推しにお金を使っている」(69.5%)と回答した人に対し、1 年に使う金額を教えてもらったところ、平均で「遠征費(宿泊、交通費など)」が8万7,167円、「コンサート、ステージ、試合、などのチケット費」が5万5,699円、「本・雑誌・関連書籍など」が3万4,892円など、全体の平均値は9万352円という結果に。

推し活動における悩みを聞くと、「お金がかかる」(17.8%)が最も多く、次いで「チケット争奪戦」(15.7%)、「『推す』ための時間の確保」(9.6%)と続いた。

  • 推しができて変わったこと

    推しができて変わったこと

最後に、推しができて変わったことを聞いたところ、「動画サイトを見るようになった」と「新しい目標・夢ができた」が最も多くともに29.9%。次いで「笑いが増えた」(28.9%)が上位にあがったほか、“健康になった””仲間が増えた”などの声も寄せられた。