ハンバーグだけでなく、デザートメニューお豊富なハンバーグレストラン「びっくりドンキー」が、7月13日から各種期間限定メニューを販売している。前回はハンバーグメニューのレポートをお届けしたが、引き続き、残るメニューについても実食レポートをお届けしよう。

  • びっくりドンキー夏の新作デザートを子どもと一緒に実食

  • 今回は次男がお休みで三男のみ。ちなみに二人とも「メンチカツ」もちゃんと食べてますのでご安心を。(メンチカツは既に終売)

おやつにピッタリな限定メニューの数々

びっくりドンキーでは7月13日から8月30日まで、「ちょっとリゾートなハンバーグ!」や「ミニソフトALL STARS!」と題した期間限定メニューを販売しているが、前回の記事で紹介しきれなかったメニューがあったので、日を改めて、15時過ぎのおやつタイムにチャレンジしてみた。

イチゴ雪氷 600円

冷たいドリンクメニュー用のジョッキに、上にはつぶつぶ果肉が入ったイチゴソースがかかったソフトクリームが、下にはイチゴソース入りのかき氷が盛られた冷たいデザート。ちなみに、ソフトクリームとかき氷を組み合わせたデザートは「フロート」と呼ぶことが多いようだ。

上のソフトクリーム部分はお馴染みの「北海道ソフトクリーム」。かき氷部分はふわふわの食感で、果肉入りのイチゴソースとの相性は抜群。三男は「ソフトクリームは頭がキーンってなるほど冷たくない。かき氷の中のイチゴの粒々が美味しい」と、かなりの高評価。確かに、ソフトクリーム部分は意外と冷たさがそこまで感じられず、かき氷まで到達して初めて「冷たい!」と感じられるほど。おそらく、ソフトクリームにたっぷりと空気が混ぜ込まれているのでこのような食感になるのだろう。

2つのスイーツの味や食感の違いを楽しむもよし、混ぜて新たな味を生み出すもよしと、最後まで楽しめる一品だ。言ってみれば人気ドリンクメニューである「つぶつぶ食感イチゴミルク」のアイス版と言ってもいいわけで、高い実績に支えられたメニューなわけだ。三男も「これはレギュラー入りしてほしい」と太鼓判を押していた。

びっくりイチゴ雪氷 1,100円

標準サイズの2倍近くある、「びっくりジョッキパフェ」用の大きなジョッキに詰め込まれた、びっくりドンキーでは定番とも言える、メガサイズのイチゴ雪氷。内容や味については標準サイズと同じなので割愛させていただく。

  • 並べてみるとサイズ感がお分かりいただけるだろうか。素のジョッキでも十分大きいのに、「びっくり」はさらに大きい

一人で食べるにはちょっと大きめだが、二人またはそれ以上でシェアするのには最適。カップルやファミリーにおすすめだ。

シャンディレモン 550円

びっくりドンキーは、小樽でオリジナルのビールを自社醸造しているほど、ビールへのこだわりも深い。400年の歴史を誇り、世界に名高いドイツの「ビール純粋令」に則ったオーガニックのドイツビールに加え、年に数回、ベルギービールの手法で作ったフルーツビールも限定販売している。

シャンディレモンはその名の通り、レモンの香りと酸味が爽やかなフルーツビール(酒税法上は発泡酒)だ。国内販売のビールが概ねアルコール度数5%前後であるところ、本品はアルコール度数が2%と低めで、砂糖も入っているため苦味がほとんど感じられず、非常に口当たりがいい。さっぱりとほろ酔い気分を味わいたい人にピッタリだ。

  • キンキンに冷えたグラスに注いでいただきます(泡が多すぎた!)

ビールを使ったカクテルに、ビール+ジンジャーエールの「シャンディガフ」があるが、味の方向性としてはかなり似た感じで、とにかく飲みやすい。特に夏の暑い盛りには、喉越しのよさと酸味がベストマッチだ。苦味が弱いので、ビールの苦さがちょっと……という人にもピッタリだろう。

ガーリックシュリンプ&ポテト 660円

ビールを飲むとつまみが欲しくなる……ということで頼んだのがこちら、期間限定メニュー「ちょっとリゾートなハンバーグ!」のサイドメニューとして提供されている「ガーリックシュリンプ&ポテト」だ。カリっと揚げられたプリプリのエビにガーリックソースをかけたものと、フライドポテトがセットになったメニューで、トマトソースとオリジナルマヨネーズタイプソースが付いてくる。

ガーリックシュリンプはガーリックソースの味がしっかりしており、殻もしっかり揚がっているので尻尾まで食べられる(もちろん残してもいい)。ポテトは若干サルサ風の酸味やわずかな辛さも感じられるトマトソースと、濃厚なマヨネーズタイプソースを交互に付けることで飽きが来ない。昨年も同じメニューが提供されていたが、定番化するのも納得の、完成度の高い一皿だ。

もちろんビールとの相性は文句なしで、正直2倍のサイズが欲しくなる。ぜひ期間中に一度は試してみてほしい一品だ。

ザンギ&ポテト 600円

甲殻類アレルギー持ちの三男はガーリックシュリンプ&ポテトが食べられないので、2021年にレギュラーメニュー入りしたこちらを注文。しょうがの効いた北海道風の鶏の唐揚げ「ザンギ」とフライドポテトの組み合わせは、2021年に登場したメニューで第2位の人気を集めた逸品だ。これはもう間違いなく美味いし、ビールにも最高だ。

さくさくイカ唐揚げ 550円

とどめにもう1品、レギュラーメニューから「さくさくイカ唐揚げ」も追加してしまおう。新鮮なイカをカラっと揚げたもので、イカリングとゲソで、それぞれ異なる食感を楽しめる。言うまでもなく、おかずとして美味だし、ビールにも最適だ。

イカを使ったメニューとしては以前紹介した「イカの箱舟」も大人気だが、ビールのつまみとしては個人的にこちらに軍配を上げたい。ちなみに、そのまま食べてもいいが、ポテトに付属のソース類を付けてもかなりイケます。

今回は食事タイムを外して、メインの飲食ではなくおやつ的な使い方としてびっくりドンキーを訪れたが、レベルの高いデザートメニューやビール、それにつまみに最適なアラカルトメニューの数々が用意されており、子供も大人もたっぷり楽しめた。いつもハンバーグを頼んでいる人も、たまにはこうしてサイドメニューを中心に、新たなびっくりドンキーの側面を楽しんでみてはいかがだろうか。

なお、びっくりドンキーではビールを頼んだ方を対象に、20名様に1万円分のお食事券が当たる「ビールを飲んで お食事券が当たる! キャンペーン」を実施している。詳細は同社キャンペーンサイトから確認していただきたい。また、同社の公式アプリでは、ビール類が100円引きになるクーポンを配信中だ。こちらを活用して、この機会にぜひ一度、こだわりのビールを味わってみてほしい。