コロナ禍でZ世代の間で流行した、高カロリーで体によくなさそうなギルティーフード。SNSでは背徳感を覚える食べ物を見かける機会も増えています。そんな中、ギルティ映えするプラントベーススイーツが先日発売されました。見た目はギルティなのに食べるとヘルシーとは一体どんなものなのか、そのスイーツを紹介します。

  • Amazonにて販売開始となったプラントベーススイーツ

見た目は高カロリー、素材はヘルシーな ジャンクフード

やみつきになる美味しさや、胸躍るビジュアルのプラントベースフードを提供している「2foods(トゥーフーズ)」から、7月12日より通販サイト「Amazon」にて、店舗やオンラインショップで販売している3 種類のプラントベーススイーツが購入できるようになりました。おうちでより気軽に楽しめるようになったということで、今回は気になるプラントベーススイーツをレポします。

冷凍宅配便で届く 3種類のスイーツとは?

  • 左:プラントベース 炙りレアチーズケーキ、真ん中:Melty Ice、右:キャラメルアップルパイ

今回から購入できる商品は、バニラとチョコレートの2種類のフレーバーのアイスクリーム「Melty Ice」と「プラントベース 炙りレアチーズケーキ」、「キャラメルアップルパイ」の全部で3種類。全て冷凍で配送されます。海外のスーパーで扱われていそうな、パッケージだけでも映えを感じるラインアップです。

「Melty Ice」

  • Melty Ice アソート 6個セット(バニラ 115ml×3個、チョコレート115ml×3個/ 4,780円 ※送料込)

ココナッツクリームとココナッツオイル(ヤシ油)を贅沢に使用した濃厚かつ滑らかな、バニラとチョコレートの2種類のフレーバーのアイスクリーム。低カロリー・低脂質・低糖質で、コレステロールを含まない有機豆乳や、体脂肪になりにくい中鎖脂肪酸が多く含まれるココナッツ由来の油脂、白砂糖不使用でミネラルを含むオーガニックシュガーなど使用しているため、普段のアイスクリームよりもヘルシーな仕様になっています。

フタを開けてみると、通常のアイスとは変わらない見た目でした。

早速、バニラ味から食べてみると、フワッと軽い口当たりでアイスがとろけ出します。普通のアイスよりももっちりとしていて重みがありますが、甘さ控えめなフローズンヨーグルトのような味わいです。

豆乳独特の豆っぽさはなく、バニラというよりかはほんのりとココナッツの風味を感じました。塩味が効いてきてさっぱりとした味わいで、目を瞑ったらもっちり食感のフローズンヨーグルトを食べているような爽快感のあるアイスクリームです。

一方、チョコレート味もよくあるチョコアイスと変わらない様子。

一口食べてみると、濃厚なビターチョコレートに、ラム酒がほんのりと香る大人の味わい。食感は、チョコレートムースをキンキンに冷やしたようなふんわりとした舌触りでした。

乳製品でてきた通常のアイスクリームと変わらず、もっちりとした食感のチョコレートフレーバーを堪能できます。チョコレートの味を存分に楽しめる、濃厚で満足感が高いアイスクリームです。

カロリーはバニラが185kcal、チョコレートが198kcalと通常のアイスクリームよりも低いのも魅力。もっちりとしているからお腹に溜まり、1つ食べただけでも満足感がありました。

「プラントベース 炙りレアチーズケーキ」

  • プラントベース 炙りレアチーズケーキ(5,380円 ※送料込)

チーズの代わりに豆乳ヨーグルトとココナッツオイルを使用し、爽やかな酸味と口の中でフワッと溶けていく食感を実現させたチーズケーキ。コレステロール0で低糖質の豆乳ヨーグルトには、イソフラボン、食物繊維、4種類の乳酸菌、白砂糖不使用のミネラルを含むオーガニックシュガーなど体に良い要素がたっぷりと含まれています。

食べる前に、冷蔵庫で6時間ほど解凍すると食べ頃になります。解凍後、お皿に盛ったら賞味期限はわずか10分という短さなので、美味しく食べる時間を計算して解凍してくださいね。また、半解凍状態で、温めた包丁で溶かしながら切ると、よりキレイにカットができるのだそう。

  • 筆者は冷凍のまま切ってしまったので、うまくカットできず…

白いレアチーズの部分はなめらかな質感、カラメリゼの部分はザラメを焦がしたようになっていて、異なった食感を堪能できそうです。

食感はレアチーズケーキそのものなめらかで、口に入れた瞬間に溶け出しました。コクというよりかは、さっぱりとしたヨーグルトとレモンの爽やかな味わいが口内に広がり、清涼感を楽しめます。濃厚さを感じられるような舌触りですが、味はこってりしすぎずすっきりとした味わいです。ブリュレのジャリッとした食感とほろ苦い香ばしさとのコントラストも堪能できます。

同梱されている玄米クッキーのトッピングを加えてみると、ザクザクの食感と塩味が加わり歯応えも楽しめます。

カロリーは、チーズケーキは100gあたり340 kcal、玄米クッキーは1袋87kcal。半解凍すればアイスケーキとしても味わえるので、暑い時期にぴったりの食べ方もできる、フレッシュな味わいのレアチーズケーキでした。

「キャラメルアップルパイ」

  • キャラメルアップルパイ(5,680円 ※送料込)

化学肥料や化学合成農薬に配慮している厳選した特別栽培のりんごを皮ごと使用し、りんごの旨味濃縮シロップを全粒粉とアーモンドを使用した生地に凝縮したアップルパイです。皮ごと使用することで、食物繊維やビタミンC、ポリフェノールなどりんごの魅力的な栄養素をまるっと摂取できます。

低GIのアガベシロップとオーガニックシュガーで作った自家製キャラメルがトッピングされ、ねっとりとジャリッとした罪深い食感も味わえそう。

キャラメルアップルパイは冷蔵庫で解凍した後に、10~15分常温に戻すと食べ頃です。冷凍の状態で温めた包丁で溶かしながら切ると、よりキレイにカットできます。

アップルパイは、しっとりとしたケーキのようで、アーモンドの香ばしさと粒感を感じる食感。りんごの甘さと酸味がほんのりと漂い、ジャリジャリとしたキャラメルと合わさり、メルティな甘さを堪能できます。りんごよりもキャラメルの要素が強い印象でしたが、甘党には堪らない味わいです。

同梱されているさくさくのパイをトッピングしてみると、香ばしさが増し、ケーキからアップルパイに変化します。

そのまま食べてもケーキの味わいを堪能できますが、トースターで軽く焼いたり、アイスと一緒に食べて、ひやあつスイーツにするなどアレンジも楽しめます。

「キャラメルアップルパイ」のカロリーは、100gあたり244kcal、パイは1袋39.4kcalとアップルパイらしからぬヘルシーさで、お腹と心を満たしてくれました。

どのスイーツもプラントベースとはいえ、物足りなさを一切感じない、満足感のあるものばかりでした。罪悪感なく食べることができ、ギルティ映えするプラントベーススイーツはホームパーティをより盛り上げてくれるスパイスとなりそうです。また、夏のギフトとして友人や家族にプレゼントしても、喜ばれるのではないでしょうか? いつもとは違うギフトを探している人はチェックしてみてくださいね。