俳優の山田裕貴が22日、東京・日本武道館で開催された『ONE PIECE FILM RED』(8月6日公開)のワールドプレミアに、本作に登場するシャンクスを思わせる赤髪姿で登場した。

  • 山田裕貴

映画オリジナルキャラクターとして原作者・尾田栄一郎氏が描き下ろしたクラゲ海賊団の船長・エボシ役を演じた山田は、クラゲ海賊団の一員を演じた霜降り明星の粗品(ハナガサ役)とせいや(カギノテ役)とともにバックステージに登場。全長29mのレッドカーペットを歩いてメインステージに登壇すると、「野郎ども、準備はいいか」(山田)、「おう!」(粗品・せいや)と決めセリフを披露した。

本作の舞台は、世界中が熱狂する歌姫・ウタが初めて公の前に姿を現すライブが行われる、音楽の島・エレジア。彼女の歌声を楽しみにきたルフィ率いる麦わらの一味たち、そして海賊、海軍、ありとあらゆる世界中のファンが会場を埋め尽くす中、ウタが“シャンクスの娘”という衝撃的な事実の発覚で物語の幕が上がる。

山田は、シャンクスを思わせる赤髪で登場。イベント前に自身の公式ツイッターで「初武道館」というコメントともに赤髪姿の動画を投稿し、スタッフ公式アカウントが「一瞬、楽屋を出たら髪の色が変わってました・・・笑」とリツイートしていた。

山田の赤髪姿に、SNSでは「山田シャンクス裕貴カッコよすぎる」「山田くんがシャンクスになってる!」「実写版シャンクス!?」「シャンクスカラーも素敵」「赤髪似合う」「めちゃくちゃカッコいい」「かっこよすぎます!!!!!」などと反響を呼んだ。

自身のSNSやインタビューでたびたび『ONE PIECE』について触れ、2022年4月にスタートした『山田裕貴のオールナイトニッポンX(クロス)』の1回目放送では、『ONE PIECE』初代オープニング「ウィーアー!」を流すなど自他ともに認める『ONE PIECE』好きの山田。

ステージ上で「25年前に『ONE PIECE』に出会って、生き方を『ONE PIECE』に学んだというか、それくらい自分にとって大きな作品で、ここまで俳優をやってこられたのも、逃げないルフィの姿だったり、それを支える仲間の姿を見て、それが自分の中の支えとなって、いつか『ONE PIECE』の映画の声優さんとして出られるような俳優になれたらいいなっていうのも夢に掲げて。すみません……本当に好きすぎて、感動しすぎて、泣いちゃうんですけど……」と感極まり、「本当にうれしいです。頑張っていたらここに立って皆さんと一緒に挨拶できて、この映画に出られるなんて……」と目に涙を浮かべながら語った。

この日は、麦わらの一味の声優陣が集結。田中真弓(モンキー・D・ルフィ役)、中井和哉(ロロノア・ゾロ役)、岡村明美(ナミ役)、山口勝平(ウソップ役)、平田広明(サンジ役)、大谷育江(トニートニー・チョッパー役)、矢尾一樹(フランキー役)、チョー(ブルック役)、宝亀克寿(ジンベエ役)が並び、それぞれ決めセリフを披露。名塚佳織(ウタ役)、池田秀一(シャンクス役)、津田健次郎(ゴードン役)、谷口悟朗監督も登場した。