長崎県佐世保市にある総合レジャー施設、ハウステンボス。ロマンチックでパパママやカップルには好評ですが、子どもは……? でも、もう大丈夫。子どもが思いっきり遊べる施設が誕生したのです!

  • ハウステンボスに新施設誕生 提供:ハウステンボス

30周年のハウステンボスに新施設誕生

こちらは、日本一広いテーマパークのハウステンボス。敷地内には、中世のオランダの町並みが再現され、ヨーロッパ風のホテルやショップが立ち並びます。

大人はロマンチックな景色にうっとりし、修学旅行生はアトラクションや自撮りを楽しめる充実施設ですが、問題が1点。それは、幼児~小学生ぐらいの子どもたちが退屈しがちなこと。

これまで、子ども向けの遊具を備えた「ふわふわランド」というコーナーはありましたが、場所はアドベンチャータウン内で、屋根のない屋外。九州・長崎は雨が多く、夏は暑く、冬は寒い!

そこで、家族連れをターゲットとする「ファミリープロジェクト」というハウステンボス社内プロジェクトのメンバーが、「子どもが思いっきり遊べる室内施設を作ろう」と提案しました。こうして生まれたのが、新たなアトラクション「~キッズワールド~ファンタジーフォレスト」というわけです。

  • 新アトラクション「~キッズワールド~ファンタジーフォレスト」

30周年記念アンバサダーHKT48も応援

2022年7月16日、キッズワールドの内覧会が行われ、近隣の保育園の子どもたちも招待され、歓声を上げて大はしゃぎしていました。

ハウステンボス 代表取締役社長の坂口克彦氏は、「『ファンタジーフォレスト』という名前は、『不思議な森』という意味です。大きな木や大きな花の遊具があるので、子どもが小さくなったような、妖精になったような不思議な錯覚を覚えるような場所になっています。思いっきり遊んでいただけると嬉しいです。ハウステンボスは30周年を迎え、たくさんの方々に応援もいただいています。その一環としてこのような素敵な施設ができ、感謝しています」と、挨拶しました。

  • ハウステンボス 代表取締役社長 坂口克彦氏

福岡市を拠点に活動するアイドルグループであるHKT48は、ハウステンボス30周年記念アンバサダーに就任。

新施設の感想として、北九州市出身の小田彩加さんは「子どもたちはもちろんですが、大人も全力で楽しめる空間です。入り口に立った瞬間に大きなお花や植物に囲まれ、私たちも小さくなったような感覚になりました。まさにファンタジーな場所で、一気にテンションが上がって、時間を忘れて遊んでしまいました」と笑顔を見せてくれました。

同じくメンバーの渡部愛加里さんは、「記憶や思い出としてはもちろん、写真を撮って形としての思い出も作れて、すごく素敵な空間だなと思いました」と言います。

確かに、遊具や小物の一つひとつがカラフルで、写真映えはバッチリですね。

  • HKT48がハウステンボス30周年記念アンバサダーに就任

秘密基地のような空間で大はしゃぎ

キッズワールドは、アトラクションタウンエリアに立地。建物に入ると、全長約9メートルの「はじまりの木~ジャイアントツリー~」がド~ンと目に飛び込んできます。木の内部には、ボールブランコやネットスロープが設置されていて、まるで秘密基地のよう。

この木の遊具からつり橋を渡って、滑り台から水辺を模した飛び石風の遊具へ……などと、施設内を思い思いに遊べます。滑ったり、飛んだり跳ねたりくぐったりと、全身を使って遊べるので子どもはきっと楽しいはず。保護者も空調の効いた室内で、快適に過ごせます。

  • 提供:ハウステンボス

子連れ客への配慮は細部まで行き届いており、乳児用スペース「かぼちゃのおうち」、3歳以下の子どもを対象としたスペース「ことりの巣」も用意されています。

●information
場所:アトラクションタウンエリア
所要時間:約30分~60分/回(入れ替え制)
遊具対象年齢:小学生低学年以下
予約:公式サイトで案内※空きがあれば予約なしでも入場可能