女優の山口智子が、17日放送の日本テレビ系トーク番組『おしゃれクリップ』(毎週日曜22:00~)にゲスト出演。夫で俳優の唐沢寿明との馴れ初めや、現在の夫婦関係について明かした。

山口智子

NHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』の共演をきっかけに、1995年に唐沢と結婚した山口。ドラマでは、唐沢が弟役だったため、「“姉ちゃん、姉ちゃん”って言ってて。やっぱり、家族っていう感覚から始まったのがよかったのかな。一緒にいて楽で心地よかった」と当時を回顧。「朝ドラ終わってちょっとしてから一緒に暮らすようになって」「朝ドラって他に何も考えられないぐらい、人生すべてをかけるしかないから。それが終わってホッとしてからだよね」と交際に至った経緯を語りつつ、結婚を決めた理由について、「なんとなく、“籍入れようかな?”みたいな。“する~?”みたいな感じ」と打ち明けた。

また、夫婦円満の秘訣を聞かれると、「適度な距離感だと思うな。お互いの趣味趣向が全然違うから。あっちとこっち向いてるから、日常において距離感っていうのが遠いんですよ」と吐露。唐沢とは「自分の興味や目指すものが逆」「すべての趣味趣向が真逆」だと繰り返し言いつつも、「背中を合わせて別々の方向を向いてるような感じ。安心感と同時に、背中に温かさを感じられてるみたいな。そういう感じがいいのかな」と笑顔で話していた。

さらに、山口は、唐沢がルーティンとしている“独特なセリフ覚え”についても言及。「バンッてすべてのスイッチをつけるんですよね。テレビをガーッとつけて、パソコンでYouTubeを観て。それも、同時に音をバーッとつけて、音にあふれながら台本を覚える」とぶっちゃけ、「何でそんな状況で台本を覚えてるかっていったら、どんな逆境にあろうが、言葉がちゃんと出てくるように。“どんなにうるさくても、集中力を保つ訓練になるんだ”ってヘリクツ言ってる(笑)」と、楽しげにエピソードを披露していた。